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コラム「風」 大飯原発再稼動と新たな、民主主義の流れ:川瀬俊治

 韓国の原発は80年代前半までに大方の立地場所が決まった。この特徴は何を意味するかというと、軍事独裁時代に韓国の原発の大枠が決まったことを意味する。それはどういうことか。



  民衆が軍事独裁時代に反抗することは至難の業だ。「第2の光州事件」といわれた忠清南道の安眠島での反核闘争はあったのが1990年のことだ。1987年の労働大争議があり大統領直選制を獲得してからだから、この安眠島の闘争は軍事独裁時代ではない。

  青森県の下北半島に「核燃サイクル」施設が集中している。巨大プロジェクトのむつ小川原総合開発計画が失敗したことが遠因になっていることは事実だ。大規模開発の失敗から「ノー」を言わさない空気が治世者に流れたことと関係が深い。

  当時の新聞の世論調査では反対が圧倒的だったのが青森県政は

下北半島を核燃サイクル基地としたのである。韓国との類似した構造がここにないのか。そういう意味では原発はきわめて民主主義の有り様と関係が深い。

  大飯原発再稼動決定はこの国の民主主義の質を改めて示した。野田首相は外国人記者クラブで「精神論では乗り切れない」と切り捨てた。民主主義の声を精神論とする意見の持ち主には驚いた。昨日の首相官邸前に集まった人々はネットの呼びかけで参加した人が多い。動員型の社会運動ではないかたちがあらわれている。新しい流れを感じる。この流れが力をもつだろう。

[ 2012/06/30 20:30 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


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