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夜間中学その日その日 (243)      蟻通信編集委員会

「義務教育等学習機会充実法案」成立に向け、地元国会議員を訪問

「私は、守口夜間中学に入学して今年で4年目になります。入学した年に、村上先生が守口に来てくださり、『高校進学や自分の金儲けではなく、夜間中学生は自分を取り戻すために学校へ来ている。その学ぶ意欲に感動した』と言って下さった事が、今でも心に残っています」


2012年5月19日(土) 13時30分より30分の予定で村上史好衆議院議員(民主)の事務所を訪問した。『義務教育等学習機会充実法案』成立に向けた、院内集会への参加要請が、訪問の目的だった。そこで、夜間中学生は上記のようにあいさつをした。(参加者は夜間中学生3名、教員5名)

「戦争のため、学校で勉強することができなかった。せめて、義務教育だけは修了したいと思い今年入学しました」「仕事を終えて、そのまま夜間中学へ行くので、補食給食がないのは辛い」。夜間中学生は、入学した理由や困っていることをこのように話した。

村上議員からは、守口夜間中学を訪問して、義務教育を修了していない人がこんなにおられる事を知ったこと。その事から、2011年4月6日、夜間中学の学びを応援する立場で、就学援助・補食給食を含む教育環境整備法案の制定に向けて委員会質問をおこなったことが話された。(委員会質問内容は 『夜間中学その日その日179』に掲載)そして、夜間中学の勉強について質問、子育て・仕事・勉強を頑張る夜間中学生への励ましの言葉があった。

夜間中学より「今回の法案は、2011年4月に衆議院文部科学委員会で質問をされた時と法案の名前は変わっているが、学齢を超えても学べるようにというその精神は生きている。法案成立の為、村上議員には申し訳ないが、超党派でお願いをしている。2012年3月、アジア・アフリカの識字関係担当者が守口夜間中学を訪問した際、学校教育制度の中で、夜間中学が位置づけされていることの素晴らしさを語っておられた。大阪のしてきた事を橋下さんは誇っていいし、世界に誇れる学びの場だと思う」と説明した。

村上議員は「首長が替わって、学びの質が変わってはいけない。法律によってきちんと裏打ちされ、安心して学べることが大切。木下さんのサンケイ新聞に掲載された作文には、学びのよろこびがあり、他の夜間中学生にも力を与えただろうが、昼の子どもにも大きな影響がある」
国会議員にも、夜間中学の存在・状況を知らない方が多いという話に対し、「今、私たちが夜間中学で学んでいるのは、あの戦争があったからです。国会議員の方々はもう戦争が終わったと思っておられるのでしょうか?」と夜間中学生が尋ねた。
村上議員は「戦後復興をして、客観的に見ると夜間中学の存在が薄くなってきている。私も、守口夜間中学に行くまで義務教育を修了していない人がこんなにおられる事がわからなかった。文教に携わる者として、夜間中学や学びの必要性を知る事ができてよかった。安心して学べるよう、基本的枠組みを作るのが、政治に関る者の役目です。8月3日には参加させていただきます。少しでもお力になれるよう頑張ります」
国会会期中で、地元には週末にしか帰れないというお忙しい村上議員だが、予定時間を15分も超えて丁寧に話を聞き、8月3日の院内集会への参加も約束された。守口夜間中学訪問以降、夜間中学生の想いを国会質問でとりあげ、当時の高木文部科学大臣、鈴木副大臣から前向きな答弁を引き出すなど努力をいただいている。
夜間中学生は『義務教育等学習機会充実法案』成立に向け、行動している。

[ 2012/06/14 08:47 ] 寄稿 | TB(-) | CM(-)


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