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訃報 昨夜、弁護士・ジャーナリストの日隅一雄氏、死去   三室勇

ネットのNPJ(News for the People in Japan)編集長だった日隅一雄氏が12日午後8時28分に癌性腹膜炎で亡くなった。49歳。産経新聞記者から弁護士に転身し、NHK番組改変事件では原告側代理人をつとめた。3.11後の福島第1原発事故では東電・政府の記者会見に通い続け、共著『検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか』(岩波書店)を刊行した。

日隅氏は昨年5月に胆嚢がんを宣告され、余命半年を告げられた。その後、弁護士活動を続けながら闘病生活に入った。今年に入りNPJは、3.11後の日本と日隅氏の半生を振り返る内容の日隅編集長連続対談「無制限10本勝負」を企画し、その7回目を前にして突然12日に容体が急変し、亡くなった。

2008年に『マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか 権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰する』を刊行し、日本のマスメディアが構造的に抱えている問題を総ざらいする仕事をした。そこで出された政府・産業界・メディアの癒着構造が3.11後にもろに表出されることになる。2008年刊行の先の本で、「原発事故を報じない日本のメディア」が取り上げられている。2005年に起こったイギリスのセラフィールズの核燃料再処理工場の深刻な事故を日本のメディアは共同通信を除いて報道しなかったという。

 現在の日本は、メディア、司法、官界が何処を向いて仕事をしているのか、いぶかしく感じる事態がつづいている。そうした時代に欠かすことのできない逸材を亡くしてしまったことは大きな痛手である。

 TBSは17日深夜のドキュメンタリー番組「報道の魂」で「バッチとペンと~日隅一雄の闘い~」を放送する。最後のtwitterは10日で、「野田の地元で落選運動を」と呼びかけていた。
http://twitter.com/#!/yamebun
[ 2012/06/13 05:09 ] 三室勇 | TB(-) | CM(-)


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