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奈良おんな物語《17》「撮影・接写に取り組む宮崎加津子」中:鄭容順

「カメラ撮影講座に参加」
娘の新体操の出場を撮影してカメラ撮影にさらに拍車がかかった。
撮影の仕方を学びたいと思うようになった。


当時、奈良新聞が発行する奈良リビング(現在も発行)で「レデイスフオートサークル」を実施していた。講師は「大和の神々」など撮影していた国平幸男さん。当時(1982年頃)、毎日新聞の報道関係の仕事をして大阪芸術大学で教員もしておられた。奈良新聞の報道カメラマンも同サークルを補佐していた。
無料のサークルに女性ばかり30人が参加していた。
1年間の講座は1ヶ月に1回、12回の講座を終えた。
講座ではカメラに入れるフイルムの入れ方から教わった。
そこで継続してフオートサークルの活動をしたいという多くの希望者に女性だけのカメラサークル「奈良レディフオトサークル」が1984年1月に創設された。創設時の会員は15人、例会は毎月1回で撮影会と勉強会を行った。
現在も会員たちが集っての活動、インターネットでも紹介されている。
「奈良レディスフォトサークル」ですが画面は「集ってねん」というタイトルで構築されています。
このページでアドレスを紹介したのですが画面構築ができません。
「奈良レディスフォトサークル」または「奈良写真、集まってねん」で検索して見て下さい。


「奈良レディフオトサークル」は来年30年を迎える。会員の展示会を年1回、実施してきた。第1回は大阪市北区の「阪急イングス」で開催したが3回目からは奈良県文化会館など奈良県内で開いている。

新聞-1-

国平幸男さんとの出会いはまた違う活動もあった。
関西電力が発行する広報紙に「奈良レディフオトサークル」の会員の写真を使われることがあった。表紙は国平幸男さんの撮影写真を飾っていたが1度だけ宮崎加津子さんが飾った。関西電力能力開発センターが発行する広報誌、「チャレンジナウ」に「接写」で撮影した写真、水滴、丸い水滴を黒のセーターの上にのっている。最後のページのところに小さい文字だが「表紙写真・宮崎加津子」と入れられた。

関西電力の表紙

太陽の光で水滴の被写体を撮影する。太陽と水滴のコラボレーション、角度と季節と時間で様々な水滴の様子が撮影できた。
この水滴の写真、国平幸男さんは大変、気に入って宮崎加津子さんの写真を選んで表紙に使われた。

国平幸男さんは宮崎加津子さんに写真に対する手紙が送られた。
「表紙写真の評判はとても好評です」と。「接写」、外で撮影している男性からは考えにくい発想、女性で主婦だから思いつかれた撮影方法に国平幸男さんは感嘆しておられたのだろうと筆者はそう考えている。
宮崎加津子さんは「当時、原稿料を5万円だった。それがプロの写真家、国平幸男さんになると5倍も6倍もするそうです」と話しながら、大手企業の表紙を飾ったことを嬉しそうに話した。

「撮影・接写」
カメラ撮影が生活の一部になったときに親や親族の介護が生活の中に入ってきた。介護が生活の中に入ると外出が思うようにできなかった。
カメラを持って奈良県内の風景や花など、また日の出や日の入りが撮りたくてもできなくなった。
そこで庭の花を見ていると「接写」撮影をするとどうなるのか。
そういえば子どもの頃から虫眼鏡で小さい物体を見るのが好きだった。肉眼で見えないものが虫眼鏡で見るといろんなもの見えて新しい発見だった。
関心がわいてきて「接写」した写真、花の表面は水滴やその葉脈など光の合わせ方で感動することに何度も出会い「接写」の魅力にとりつかれた。

ザルの上葉っぱ

介護生活をする中で家に居ながらにしてカメラ撮影を楽しむ処世術と新発見を覚えた。
家庭生活をする中で「洗濯機の水滴」「網戸にかかる水滴」「ホースから水を出して流れる水」「家の木」「庭の花」など太陽の光をとらえて被写体に接写して撮影していると介護生活の中で見つけた自分1人でも楽しめる撮影技術の楽しみ方を知った。
1日、カメラを通して見る被写体と太陽とのコラボレーションに飽きない。
現在、最も夢中になっている「接写」は「蜘蛛」の被写体、蜘蛛の糸、季節や時間と太陽の当たり方でその蜘蛛の糸は不思議な神秘的な世界を見せてくれる。蜘蛛も太陽の陽光で七色にも見せてくれる。「接写」する蜘蛛の被写体、撮影の虜になってしまった。

蜘蛛―明-1

蜘蛛-明-2

風が吹くと蜘蛛の糸が揺れる。
揺れることでまた蜘蛛は不思議な世界を見せてくれる。
宮崎加津子さんは「不思議な世界の出会いに『神さんありがとう』と何度もつぶやいている。接写をするのに1つの道具、中間リングが必要。最初、カメラ機器のノウハウがわからないときは中間リングにレンズがなくて驚いて買ったところに問い合わせたぐらいだった。
幸いにもカメラ機器の販売、現像してもらえる所が近所にある。
「奈良レディスフォトサークル会員の店です。親の代からの付き合いでよく知っていていろんなことを教わっています」と話す。

展示会ポート

現在も家族の介護が生活の一部になっている。
家に居ながらにして庭の植物や蜘蛛など小さい物体にレンズを向けて肉眼では見えない不思議な色が交差する写真を撮影して写真展などで公開している。
蜘蛛の写真は太陽の光がギラギラと照りつかない春・秋の季節が最適だという。

蜘蛛-暗-1

蜘蛛-暗-2


時間と太陽の光の当たり具合とレンズが一致すると今まで見たことがない光景を見せてくれる。レンズを向けるたび今も感動している宮崎加津子さんです。

<写真説明>1奈良レティフォトサークル活動が掲載された記事(奈良新聞1985年7月15日付け)、2関西電力の「チャレンジナウ」の広報紙の表紙は蜘蛛の接写で宮崎加津子さんの作品、3ザルの上にえんどう豆をのせての接写、4・5蜘蛛と蜘蛛の糸、雨上がりの後の水滴を撮影、6、奈良レディフォートサークル展示会のポート、蜻蛉の写真が宮崎加津子さん、6・7晴れた日、蜘蛛と蜘蛛の糸、光を通しての接写。
























[ 2012/05/31 07:55 ] 鄭容順 | TB(-) | CM(-)


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