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奈良おんな物語《15》「自然派カフエ・歌声タイムを開く堤早苗」下:鄭容順

「歌声タイム」
音楽活動している堤早苗さんのもう1つの顔で喫茶店を盛り上げている。
それは老若男女問わず、歌を通しての活動は楽しい時間を一緒に過ごしている。
「歌声タイム」は第2・4月曜日午後2時から3時半まで。


筆者は1月23日の月曜日、午後2時半頃に訪問した。
喫茶店は満席、やっと私の席が1席だけが残っていた。25人が参加して歌っている。堤早苗さんと嶋田幸忠さんの2人がギターを弾いている。最近は酒井桃季子さんもギターを手伝っている。第2月曜日が酒井桃季子さん、第4月曜日は嶋田幸忠さんが担当して「歌声タイム」を盛り上げている。
じっと聞いていると歌は堤早苗さんが歌い、ギター演奏は嶋田幸忠さんのようだ。参加している人は30代、40代もいるが圧倒的に多いのが50代と60代、70代、80代もいる。皆、歌本を見ながら大きい口をあけて大きい声で歌っている。この光景に筆者は「これは健康にいいな」と思った。

堤-写真-11--歌声タイムカレンダー

堤早苗さん、歌が上手い。
なるほど音楽に生涯かけてきたのが分かる。
歌は「寒い朝」、参加している人がほとんど知っているこの歌、歌いながら青春の1コマを思い出している人もいただろう。筆者も1960年から3年間過ごした高校時代の頃が走馬灯に浮かんだ。
そして卒業式に歌う歌、幼稚園児たちが歌う「思い出のアルバム」、今は小学校でも歌われているだろう。この「思い出のアルバム」は筆者の息子が小学校6年の時にできた歌だった。さっそく息子の卒業式で歌われた。
1番最初に聞いた時に余りにも素晴らしい旋律に涙が何度も頬に流れていた。
(1)いつのことだか 思い出してごらん あんなことこんなことあったでしょう 嬉しかったこと 面白かったこと いつになっても忘れない
(2) 春のことです 思い出してごらん あんなこと こんなこと あったで
しょう ポカポカお庭で 仲良く遊んだ きれいな花も 咲いていた

「思い出のアルバム」は7番まであるがここでは省略しておきます。
歌詞などはこのホームページを参考にして下さい。ホームページ歌の合間に堤早苗さんのトークが入る。
ご主人のことも忘れないで話す。
「主人はみのもんたにそっくりです。へんこなところもありますがかわいらしいへんこさんです」と話は続く。1人漫才のようで話術もある。堤早苗さんの人柄がでている。底抜けに明るい。ありのままの堤早苗さんが見えている。
こんなところに「歌声タイム」に参加する人たちは安心しているのだろう。
歌は続く。
昔、ラジオで聞いていた歌などで年を重ねてもメロディは耳に残っている。
どの歌も参加者は歌える。
「トロイカ」「百万本のバラ」、「二人でお酒を」の歌に皆、手拍子を打って歌う。
「さようならをするために」「街の灯り」に「この歌はいいうたですね」と参加者の間からの言葉が聞こえる。
「真夜中のギター」「港が見える丘」また歌のテンポは変わって「困っちゃうな」そして今度は「美しい十代」で最後は「今日の日はさようなら」

堤-写真12--歌声の堤さん

「歌声タイム」のきっかけはやはり歌からだった。
喫茶店に来る顧客たちがいるところで歌好きの堤早苗さんは突然にギターを持って歌を歌った。1曲歌うと、また1曲のリクエストに喫茶店は突然「ライブ喫茶」になった。自分の店で歌える楽しさ、顧客も親しい人たちばかり、ライブはさらに友だちの輪が広がった。これが顧客たちに受けた。そして皆が歌を口ずさんでいた。
皆で歌うことはこんなに楽しい時間だったのかと顧客たちは認識をした。
これを機会にして歌つきの喫茶店、月2回の「歌声タイム」ができた。予約制にして始めた。今年で3年目になった。ドリンク付きで1人1回千円。
2人のギター伴奏で、懐かしい歌、童謡、フォークソングなど300曲用意している。歌本も作って参加者にその都度、渡している。
喫茶店は30人も入れば満席になるのが「歌声タイム」の時間である。新興住宅街の一角にある喫茶店、懐かしい歌がたくさん歌われている。道行く人も懐かしい歌声に今度は来てみようという気持ちになる人もいる。
「歌声タイム」を通して顧客が堤早苗さんから元気の源を頂き、人間関係が育まれ、もちつもたれつつの温かいふれあいが広がっている。堤早苗さんも人生の先輩から多く教わることも多く双方の絆の強さは喫茶店を通して生まれている。
皆で歌う歌はひっこみ思案の人でも前に出しくれる。自己表現をしていく場所にもなって手作り作品のギャラリーが行われているのもこうした活動が一環になっている。

堤-写真13―堤・嶋田ギター

「他の音楽活動」
ピアノ、フルート、ソプラノ歌手など招待して音楽演奏会を開催している。堤早苗さんの音楽に対する愛情が溢れている。この音楽会はノーチャージで予約なしでも当日参加できる。

3月16日(金)の午後の昼下がりは「フルート演奏会」が開かれ15人の顧客が参加した。演奏する人は中村美奈さん。学習塾の教務部で仕事をしているがフルート演奏も傍らで活動している。
堤早苗さんの喫茶店に招待された。午後のひととき、30分の演奏、休憩を挟んで30分の2回演奏会、顧客たちの心を和ませている。
中村美奈さんの演奏は「アベマリア」「崖の上のポニョ」、「ルパン3世」の主題歌、そして懐かしい童謡の「おぼろ月夜」、春を目前にして「早春賦」など6曲を演奏した。「おぼろ月夜」と「早春賦」に参加者の間から「わあ。懐かしい」という声にフルートの演奏と一緒に口ずさんだ。
最後は堤早苗さんのギターと歌と一緒の共演、森山直太郎の「さくら」を歌った。奈良では籠松明のお水取りがすんだもののまだ肌寒い日が続いていた。それでも春の気配がしている。堤早苗さんの歌声に春の訪れを実感していた。
堤早苗さんの明るさがまたフルート演奏会を盛り上げていた。
時々、中村美奈さんはトークを入れて肩のこらない気軽に親しめる演奏会にしていた。

堤-写真18-中村フルート

顧客とオーナーが一緒に楽しむものとして喫茶店内をギャラリースペースとして無料で提供している。絵画、写真、書道、手作り作品など多彩なアート作家の作品を展示している。同ギャラリーは好評で今年いっぱいはもう展示予約者がきまっている。1人の作家またグループ展示にしても1ヶ月間展示されている。

堤-写真14-ギャラリー

「多彩な活動」

また毎週金曜日は「無農薬野菜市」を同喫茶店で開催、時間は午前8時頃から11時頃まで。残っている時は翌日の土曜日にも店頭販売をしています。無農薬野菜は鳥見町周辺の家庭栽培している人が販売されている。またこれも顧客に好評です。
筆者が訪問した16日は金曜日、店頭には無農薬野菜が並べられていた。午前中にほとんど売れている。残っていたのは「葱」、道行く人たちは無農薬野菜を手にとって買っていく。
無農薬野菜を取り入れて喫茶店の顧客に出しているメニユーの1つにリンゴを使ったロールケーキがある。このリンゴも長野県信州安曇野のりんご園まで出かけてりんご狩りをしたもの。この行動力にまた筆者は感心している。

堤―写真15りんごロールケーキ

多彩な活動を認められて昨年にはテレビ出演をした。関西テレビ番組、月曜日から金曜日、朝10時から放映されている「よーいドン」の番組、「人間国宝」の取材で円ひろしさんらスタッフが同喫茶店に訪れて堤さん夫妻と喫茶店を取材、出演したその「認定証」、テレビ局から渡される「人間国宝」のステッカーが玄関のドアのガラスところに貼ってある。なるほど堤早苗さんの音楽活動は知る人が知るという活動である。
テレビ放映されると「オーガニックカフエ・ミルクテイ」の名前が関西地域に広がり遠くから訪れる人も増えた。有名になった同喫茶店です。
夜は他のライブコンサートも開いている。音楽に関心のある人は堤早苗さんの携帯メール ahonaa25.@docomo.ne.jp 電話は0742―43―8008に問い合わせて下さい。

堤―写真-16-円ひろし

堤-写真-人間国宝ステッカー

「筆者の感想」
堤早苗さんのこだわりは「自然」と「手作り」そして「人の輪」と思った。
喫茶店をしていてコーヒーを出して軽食を出していればと思っているのは素人の浅はかさと何度かこの店に通い、堤早苗さんとお会いしていて堤早苗さんの「心」がこの喫茶店から発信されていることに気がついた。
明るくて美人でトークが面白い。1人で1時間も2時間もトークできる人です。
「音楽、それもアマチュアバンドを生きがいにしている醍醐味」をもっと聞きたいものだ。音楽好きが集る喫茶店、筆者は思わず「みんな仕事を持って忙しいのに音楽をする時間があるのですか」といってしまった。
堤早苗さんは「やりたいからやるのです」という。
その回答になるほどと思う。納得していた筆者だった。
筆者も「書きたいから書くのです」ということと同じことだと、また納得していた。
ゆっくり腰掛けてコーヒーを飲んでいたいが自宅に戻ることが気になる。
近鉄奈良線富雄駅に降りてエレーベーターで地上に降りて改札口を出る。南に歩いて直ぐの信号のところで富雄川の橋を渡る。橋を越えて西に向かって歩くとコンビニのローソンの看板が見える。コンビニを通り越すと道路沿いの右側に「オーガニックカフエ・ミルクテイ」がある。徒歩7・8分程度です。
まずコーヒーを飲みに行くだけでも覗いて見て下さい。後は堤早苗夫妻の会話に魅せられます。

堤-写真19-夫婦のグアム

<写真説明>1「歌声タイム」がミルクティ作成のカレーダーに入っています 2「歌声タイム」参と合唱、懐かしい歌にうるるんしながらも楽しい 3堤早苗さんと嶋田幸忠さんの2人のギター演奏は合唱を盛り上げている 4空間を利用して手作り作品などの展示をしている 5手作りのりんごロールケーキ 6「テレビ番組-よーいどん、円ひろしさんが訪問、ミルクティ作成のカレンダーに入っています 7円ひろしさんの入ったカレンダー、ミルクティ作成 8円ひろしさんから頂いた「人間国宝」の認定書 8ⅠNグアム(2011年)で堤早栄二さんと早苗夫妻、仕事を離れた夫婦は穏やかな休暇の様子が伺える。
[ 2012/03/31 06:00 ] 鄭容順 | TB(-) | CM(-)


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