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コラム「風」 思考のワクを問うー公務員改革の原点はどこ:川瀬俊治

 正月も2週目も終わった。いよいよ月曜日、火曜日は朝からの仕事が始まる。


▼年末に見たNHKテレビなら放送局制作番組で少しおかしく思った企画報道があった。昨年の奈良の水害で心の悩みをどう解決するかという企画で、宗教者が出演していた。南都6大寺の管主、長老と春日大社の神官だ。

▼なぜキリスト者はいないのか。鎌倉仏教の宗派や、新興宗教といわれ立教から100年以上たつ宗教は選ばれないのか。多分そういった議論はテレビ局内部では闘わされることはなかったのではないか。

▼思考はいつも定型化する。そのワクはなかなか壊せない。ましてや1300年たつ奈良なら南都6大寺しか頭に浮かばない。浄土宗などは「新興宗教」なのだ。キリスト教などは考えにも入らない。

▼思考のワクをどう壊すかも考えねばならないが、なかなかできない。私は今回の番組でキリスト者が出てもよかったと思う。

▼思考のワクでは言うと、橋下改革であるが、「公務員並み」というかつての労働運動のスローガンは消えてしまった。この時代に強固に主張するのは「公務員並み」であろう。それが皮肉にも逆様だが、思考のワクを破る原点ではないか。

▼といって公務員が現状に安住するのではない。公務員になるのが難しく、徐々に定員を減らし、結果として公務員の給料が高く保たれ、そしてそれが民間の目標になればいい。なぜ高級官僚の天下り根絶を徹底して叩かないのか。金持ち優遇の税制を糾さないのか。いまの公務員バッシングの社会には、叩かれない思考のワクが着実に存在続けている。


[ 2012/01/15 09:32 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


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