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夜間中学その日その日 (382)    拳編集委員会

守口夜間中学生徒会臨時生徒集会
2014年11月17日、守口夜間中学の生徒会はで臨時生徒集会をおこなった。近畿夜間中学校生徒会連合会の学習会(11/9)の報告集会を翌日開いた。さらに各クラスで話し合いをおこない、その内容を報告し、守口夜間中学生徒会の意思を決定する目的でこの日の集会が開かれた。

生徒会役員は来阪中の髙野雅夫さんに来校を働きかけ、この日、髙野さんの出席があった。
今年に入りテレビ、ラジオ、新聞の夜間中学報道が続いている。毎日、朝日、讀賣各紙が社説や解説記事で夜間中学を取扱い、守口夜間中学に国会議員11名が視察で訪れ、夜間中学生は意見発表を行い、話し合いをおこなった(2014.7.17)。NHKが守口夜間中学を取材、多くの夜間中学生がカメラの前で語った。関西熱視線「変わる夜間中学~“学びの場”は増やせるのか~」で放送された(2014.10.24)。文科省も来年度予算として4400万の概算要求を行っている(2014.8.29)。
こんな動きを確認し、各クラスの議論を発表した。様々な意見の発表があったが、次のようにまとめることができる。
「義務教育を受けることのできなかった仲間に、私たちが学んでいるような夜間中学が未設置のところに『1県1校』、『夜間中学増設で支援拡充=全都道府県に1校へ-文科省』(新聞記事の見出し)と開設されるのなら良いが、昼の中学校と同じ授業で行われる夜間中学にならないかとても心配だ」「年齢の若い子どもに合わせた勉強にならないか心配」「高齢の私たちは進学や何かになるための勉強ではない。学ぶこと、勉強することそのものを目的にして、ゆっくりと積み上げながら学んでいる」「大阪の11校ある夜間中学が1校にされないか」「大阪でも南河内や三島地域の人たちは公立の夜間中学がない」「新しくできる夜間中学はこれまでの夜間中学が積み上げてきたことを学びの中心とするような学校にしないとだめだ」など。
 司会者は「私たちの考えや、声をどのように届けるのか」について意見を求めた。
 「マララさんが国連で言ったように一本のペンで世界を変えることができるのだから、私たちの話したことを私たちが書いてそれを国会議員に届けたい」。「夜間中学を応援してくれている国会議員にアポをとって、考えを文章にして直接渡したい」。「どんな法律になるか、出てくるのを待つのではなく、私たち夜間中学生のほうから積極的に声を出していかないとだめだ」。
 1時間近くなり、ここまで黙って夜間中学生の発表を聞いている髙野さんに司会者は発言を求めた。
「東京の夜間中学卒業生髙野雅夫です。1964年夜間中学を卒業して、50年になります。50年の中で、今ほどピンチの時はありません。夜間中学生の本当の魂の入った夜間中学になるか、ならないか、最大のピンチです。ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんは米ニューヨークの国連本部で演説した。『一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンが、世界を変える』などと訴えた。私は『一人の夜間中学生、一人の夜間中学教師、一冊の夜間中学生の本、一本のペンが、あれば世界を変えることができる』と考えています。全国にいる、仲間たちの生きる権利と学ぶ権利をどこまで主張できるのが、夜間中学生に問われている。夜間中学の未来を決めるのは皆さん一人ひとり。変な夜間中学をつくれば恨まれます。しぶとく、相手が音を上げるまで、言っていきましょう。昨日、天王寺夜間中学の臨時同窓会があって、2019年、開設50周年を迎えようと誓い合ってきた」と語った。
生徒会長は「私たちが今日、このように夜間中学で学ぶことができること、先輩に感謝申し上げます。ここで話したことをどのように進めるか、生徒会役員で話して、報告します。未来の生徒たちのために私たちは団結して頑張っていきましょう」と、この日の臨時生徒集会をまとめた。
[ 2014/11/26 18:35 ] 夜間中学・白井 | TB(-) | CM(-)


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