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奈良おんな物語《39》「翻訳家(元英語講師)・NoBuli′s Forest~ノブリの森代表―森かほり」下:鄭容順

「訳書出版」
翻訳大学院の卒業課題として1冊の洋書を訳した。その本の翻訳出版の企画書を作り、出版社に売り込んだが出版には至らなかった。
「悔しいので別の本で企画書を作り、原書や類書の詳細を書いて、検討して下さいと送ったのです。でもなかなか採用されず、何冊か読んでは企画書を作って送りました」。やがてその一つが筑摩書房で採用され、翻訳を開始した。
編集者とメールでやりとりし、訳了まで1年ほどかかった。企画提案から発売までは2年かかった。


「初めて本になったときはうれしく、書店に並んだ本を見て感激しました」と、努力が実った喜びを笑顔で話す森かほりさん。
その最初の訳書が「子どもを上手に叱っていますか? しあわせな親子関係を作るコツ教えます」。
2010年筑摩書房から出版。A5版215ページ。書店に並んでいる。

森かほり著書2冊目

2冊目の訳書は2014年2月25日、筑摩書房から出版した「やさしいママになりたい―ギノット先生の子育て講座」、A5版222ページ。こちらも書店において販売している。

森かほり著書-1冊目

1冊目の訳書出版からしばらくして筑摩書房の編集者から「そろそろ2冊目をだしてみないですか」とメールがきた。何冊かの本で翻訳の企画書を提出した。会議にかけられて提出から3年かかかって今年の2月に2冊目を発刊した。
「翻訳大学院を卒業するとき、大学院のカウンセラーの方に企画書の作成の仕方を教えていただきました。どう売り込んでいくのかとか。企画書も、熱意の伝わるものを作らないといけないことも教わりました」と、森かほりさんは大学院で多く学んだことを話す。
また原書をそのまま翻訳すると膨大な量になる。出版社の助言を受けて読みやすいように編纂した。

1冊目の訳書出版にあたって2010年6月27日の読売新聞に掲載された記事の1部を紹介します。
≪米国で教育アドバイザーとして、親や教師の相談に乗っているロバート・J・マッケンジー氏の著書を翻訳。子育てが思い通りにいかずに悩んだ実体験を踏まえた助言や、子どもを「否定的な粘り強さ」「激しさ」「規則性」など9つの傾向の高低に当てはめることで具体例を挙ながら、接し方を紹介している≫

「活動・子育て講座―イジメが心配---どう子育てすればいい?」
この活動は、2011年に大津市で起きた、いじめを苦に中学生が自殺した事件がきっかけで始めた。
「朝玄関を出るときのこの中学生の気持ちを想像すると、涙があふれてとまりませんでした。私も中学時代はあまり良い思い出はありません。暴力はなかったけれど、いつも1人で孤独でした。悲しいいじめを減らすために家庭で何ができるのかと考えました。そして、『いじめの加害者を作らない』という視点を持とうと思ったのです。
『いじめの加害者を作らない子育て』を伝えたくて、小学校のお母さん向けに平日の午前中に講座をしています。
親が子どもに優しく毅然とした態度で接していれば、子どもも人に優しく接することができるようになると思います。いじめの加害者を作らない子育てを目指す会『ノブリの森』を作り、ホームページで情報を発信しています」と活動の経緯を話した。

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https://www.facebook.com/nノブリの森フエスブックoburinomori

「子育てワークショップ」
お母さんの悩みを聞いて学びあうための講座、ワークショップの活動を紹介。
3月には奈良市内の啓林堂書店の2店舗で自己肯定感に関する講座を開催した。5月からは奈良市と天理市で、5回連続講座がスタートした。1回目は「イジメっ子・イジメられっ子にしないために親ができること」をテーマに総論を話した。
このほか「子どもを傷つけない怒り方」「子どもの能力を止める褒め方と伸ばすほめ方」など4つのテーマを設けている。各回とも2日間で完結する(1日目はレクチャー、2日目は子育ての振り返り)。

森かほり講演活動

定員は6人から10人程度。子ども連れの参加も可能。日程や受講費は下記を参照。申し込みは、氏名や連絡先、希望会場を記入して森かほりさんへメールして下さい。


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<今後の予定>
第4回―子どもの能力と止め方と伸ばすほめ方
奈良講座:午前10時から11時半。天理講座:午前10時半~12時
[奈良]8/5(火)レクチャー 8/19(火)振り返り 
[天理]8/1(金)レクチャー 8/22(金)振り返り 
第5回―困ったレッテルをさらりとはがす方法
[奈良]9/2(火)レクチャー 9/16(火)振り返り
[天理]9/5(金)レクチャー 9/19(金)振り返り
費用は、各回とも2日分で3千円。

会場は、奈良はウィメンズフューチャーセンター(JR奈良駅徒歩5分)、       天理はマイ工務店モデルハウス(近鉄天理線前栽駅徒歩10分)。
レクチャーでは、テーマに関する考え方やスキルを学び、振り返りでは、それらを実践してどうだったか、経験談や感想をシェアし、理解を深める。

森かほりさんはこの活動について「小学校に入ると勉強だけでなく友だち関係も心配になってきます。いじめられたらどうしよう、いじめたらどうしよう、と。イジメはいろんな要因で起きます。少しでもその可能性を減らすために親にできることは、子どもへの接し方をあらためて見つめて学ぶこと。気持ちを大事にされている子は人に優しく芯の強い子になります。いじめの心配だけでなく反抗がひどい、やる気がないなどの悩みにも役立つヒントを見つけられると思います。一緒に学び合いませんか」と、参加を呼び掛けている。

「筆者の言葉」
森かほりさんと初めてお会いしたのは「奈良のママが仕事をつくる会(ナラマーシカ)」の代表の井上京子さんの取材(奈良おんな物語)で事務所に訪問した時だ。森かほりさんは井上京子さんと一緒に活動してこられたが、翻訳や講座の活動が忙しくなって、3月に「奈良のママが仕事をつくる会」から離れた。
その後で森かほりさんの活動を新聞で見ることになった。
今回の取材で、約4か月ぶりに近鉄奈良駅学園前駅近くの喫茶店でお会いした。
筆者は最初にお会いしたとき直感でこの方は何かがあると思っていた。話を聞くと、やはり、自分でこれまでの道をコツコツと努力して切り開いてこられたそうだ。アメリカ留学にしても自分で決めての行動、親を説得しての留学は半端な気持ちではできない。必死になって勉強して現地に住んで英語力を身につけた。森かほりさんの生涯の財産になった。
培った英語で翻訳に活動を進めていく。これも自分で考えて見つけたもの。このひらめき、時代を読む感性に話を聞いていてまた驚いていた。
また子どものイジメの対策に親が学習する講座を開く。
筆者の世代は戦後すぐに教育を受けた。その世代が子育てをしてその子どもがまた成長していく。結婚して子育てをしている中で近年、日本で起きている社会問題を英語の翻訳から入って子育てを通して考えていく。その視点に若い世代の生き方の違いと実践の取り組みに感心していた。筆者が子育てをするときはこんなことは誰もが閃かない。その地域の中で起こる問題としきたりと習わしに切磋琢磨しながら1つでも進歩したいと思って前に向ってきた。それから何年も経って筆者の息子とそう違わない森かほりさん。時代の流れが猛スピードで変化していることを知った。
道理で若い世代のニーズについていけない。世代の開きを悟った。
そしてこうした活動をする人がさらにもっと増えたら母親だから世相に訴えることができる。母親だから子どもたちの今後の社会の在り方にも提言してくれると確信した。奈良で育った奈良っ子がまた奈良で子育てをしている。奈良の地域にあった女性と子どもたちの活動を期待している。

<写真説明>1・2、英語の著書を日本語訳した2冊の著書。3、子育てワークショップで講演活動する森かほりさん。一緒になって考えて話し合う場所として好評です。







[ 2014/06/28 05:00 ] 鄭容順 | TB(-) | CM(-)


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