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夜間中学その日その日 (347)   拳通信編集委員会

夜間中学生への手紙(守口市立金田小学校6年生)
「このまえたのしかった。いっぱいしゃべって楽しかった。ほとんどがおじいちゃん、おばあちゃんの人で、ちょっと話が合わないんじゃないかと思ったけど、ぜんぜんだいじょうぶやった。話が合ったし、じゅぎょうがおもしろかった。勉強を必死でやっているうちに、勉強はいややって思っている自分が久しぶりに勉強がおもしろいって思えてうれしかったです‥‥自分は学校のべんきょうがすごくいやでいやで仕方がないのに三中夜間ではすごく楽しかった」。


49人の子どもたちから原稿用紙100枚の夜間中学訪問感想文が届けられた。子どもたちの率直な感想が綴られている。
 「三中夜間って、ただ勉強するだけだと思っていました。でも実際は勉強だけではなかった。‥‥自分が話をしていると(夜間中学生が)うなずいて顔を見て話を聞いてくれました。うなずくって自分にとっては勇気がいるけど、人の話をうなずいて聞いてくれるのはすごく話している人にとってうれしいと思うし自分でもやろうと思う。だから三中夜間は勉強だけじゃない。『人との関わる場所』だと思いました。あいさつだって、こんばんはって言おうとしたら、さきにあいさつしてくれました」
 「学校での授業では『だるいなー』とか思っていたのに、三中夜間での授業は、楽しいと心のそこから思えただなんて、すごいなって思います」

 子どもたちの率直な言葉で綴られた文章は「学校とは」「学びとは」様々なことを私たち教育関係者に問うているように思えてくる。子どもたちが通っている昼の学校と、夜間中学生が通っている学校とどこが異なるのか?その答えを私たちに問うているのではないだろうか?
 
 「私たちは本当に最初から普通すぎて勉強の大切さなんて、一度も感じたことがないと思いました。三中夜間に通っている人たちは勉強が大切で、毎日が大切で時間が大切で全部が大事なんだと思いました。三中夜間に行って1時間1時間を大切にしようと思えました。私たちは普通に勉強ができて、学校に通えているのになぜ感じないんだろうと思いました」
この子どもは「三中夜間に行って1時間1時間を大切にしようと思えました」とこの部分だけを「思いました」でなく「思えました」と記している。
「夜間中学校に行く前は、どんなところだろうと思っていたけど、勉強の大切さ、字を書くこと大切さ、仲間の大切さなどいろいろなことを知れました。だから夜間中学校で学んだことを大切にして残りの中学校までの短い時間を過ごしたいなあと思います。夜間中学校に行って一生忘れない思い出だと思うし、行って本当によかったと思います」
訪れた子どもたちの出した答えが文章の中にある。
「三中夜間に行って自分が思ったことは自分たちとどう違うのかってコト。自分たちは毎日学校へ行って1日のほとんどが学校。クラスがあって担任がいて楽しい場所。でも人の話は興味をもって話を聞かず、うなずかず、間違えるのが嫌で恥ずかしくて手を挙げず、答えず‥。そんな授業のくり返し。それにくらべて三中の生徒さんの授業。担任の先生の話に興味をもって、うなずいて、眼をかがやかせて、堂々と間違えて、よく話す。三中の授業は生徒さんが授業を自分たちでつくって盛り上げて・・。1時間授業をしたけど1時間をこんなに短く感じたのは初めてでした‥‥自分自身にとってもめっちゃイイ経験になった。三中夜間に行ってよかった」

事前学習をおこない、確かめに夜間中学を訪れた。夜間中学生と一緒に授業を体験し交流会をおこなった。学校に帰りその報告をおこない、新たな希望者を募り夜間中学を訪れた。
「私は1回目も三中夜間に行きました。けど2回目は日本語でした。中国の方でした」そして作文の最後は「私も中国の方のように一生けんめい勉強したいし、もう行けないけどもう一回行きたいと思える授業でした」で結んでいる。
「一回目に行ったとき学んだこと、感じたことと2回目行って学んだこと、感じたことがまた何か違いました。‥‥今回の三中夜間では助け合うということを学ばしてもらいました」
「『たのしかった』その一言をかあちゃんに言いました。昼よりしゃべったりじゅぎょうがこんなにおもしろいとはおもいませんでした。小学校よりおもしろかった。きょうみをもたなければ『学ぶ』ことはできひん。だからぼくもきょうみをもって『学ぶ』ことをしたいです」
「三中夜間から帰ってきて、おばあちゃんとおじいちゃんに三中夜間のこと話したらおじいちゃんが『行きたいなぁ』って言ってました。私はぜひ行ってほしいと思いました」
 さらに広がっていく。この文章を夜間中学生はどのように受け取ったか?
[ 2014/03/27 09:09 ] 夜間中学・白井 | TB(-) | CM(-)


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