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夜間中学その日その日 (346)   拳通信編集委員会

第16回みんなで語る会
2013年度も3月を迎えた。卒業式を前に、守口夜間中学では2014年2月24日、第16回みんなで語る会を開催した。テーマは「自分にとって夜間中学とは」。夜間中学生が基調の報告と意見発表を行い、参加者が自分の考えを述べ議論を展開する形で進んでいく、司会進行はすべて夜間中学生が行う。


基調報告は卒業を迎えた夜間中学生が行うのが例年であるが今年は先月お亡くなりになった卒業生の一森さんの文章を夜間中学生が分担して読み、みんなで考え、意見を述べ合う形式をとった。
「‥現在日本にはまだ、義務教育を受けられなかった方たちが大勢おられます。私たち生徒は、学びの場は自分たちの手で守り、後に続く方のためにも学校をなくしてはなりません。夜間中学は生徒が主人公です。でも、生徒一人では何もできません。仲間が一つになってこそ運動の成果が上がります。私は近畿夜間中学校生徒会連合役員として、この運動に力を注いできました」夜間中学生は元気なころの一森さんを思い起こしながら文章を静かに読んでいる。
報告が終わると何人かの夜間中学生が次のように語った。「橋下知事になった時、夢中で就学援助補食給食復活の闘いをしました。その先頭にいたのが一森さんです」「生徒会活動は先生を引き連れ、お尻をひっぱたいて闘いが進んでいきました。厳しい反面優しい人でした」「一森さんの作文、感動した。一生懸命頑張る人を尊敬します」。巧みなマイク回しで、話がつながっていく。
「勉強するが子どもでないからなかなか頭に入らない。しかしいろんな人と出会えるのがうれしい。こんな場所は大切だ。なるべく頑張ってこようと思う」「ここのええ所は何でも思う事を隠さず言えることです」
「夜間中学に通っていることはみんなに話せていない。ここでは何でも話せる」
「毎日楽しいです。近所の人からも楽しそうやねと言われている」
「夜間中学は休まず来ているが同じことを繰り返すうち少しずつ頭に残るようになってきた」
「夜間中学は運動をし続け、成功するまでやめないことに感動した。みんな学校に来て、勉強だけでなく、夜間中学を広げていく運動も頑張りましょう」。中国語で発表を行い、それを自分で日本語に通訳する発言も飛び出してきた。
天王寺夜間中学閉鎖するという大阪市教育委員会に対する意見も出てきた。
「今、天王寺夜間中学が大変な問題をかかえています。私たち全11校が、力を合わせてこの問題に取り組んでいかなければ、いつ我が身になるかわかりません。皆さん、力いっぱいやれる事を、やっていきましょう」
「もし、夜間中学がなかったら、何をしていたかと考える事が、最近になって思い浮かぶようになりました。夜間中学で学んで、戦争の事や、色々な行事に参加をして、人と人とのつながりが大切な事を知りました。夜間中学の灯がいつまでも消えないように」        
「戦争は、私たち家族から父を連れ去り、戦後、生きて帰って来た父親から仕事を奪い、貧困から家族は、バラバラ。そして、私から義務教育を奪った。あれから60年余り。今、私は義務教育を取り戻そうと、やっと公立の夜間中学校にたどりついたところです。もう、私から学校を奪わないでください」
「夜間中学の存在は、とても重要です。夜間中学全体の生徒にとっても重要です。みんな、夜間中学が生活の第一でなければなりません。私たちにとって、話ができないと生活することもできません。だから、私は夜間中学を守ります。天王寺夜間中学校は、夜間中学の母校。母校を閉鎖するのを、私たちは絶対許さない。夜間中学の学びは生徒の権利です。人権を守ってください」     
「夜間中学は、公立の義務教育の中学校です。色々な理由で学習できなかった人が、再び学習する機会を得ることができる場所です。天王寺夜間中学継続のため、教育を受ける権利のために、頑張って応援する必要があります。夜間中学の連合が、みんなで支持する。或は、デモをしてもっとたくさんの人たちが学習できる他の場所を要求します」
 守口夜間中学に学ぶ仲間はこのように意見を交流、学ぶことの意味を編み上げていった。

[ 2014/03/20 00:29 ] 夜間中学・白井 | TB(-) | CM(-)


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