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夜間中学その日その日 (345)   蟻通信編集委員会

大阪府教育委員会との話し合い
2014年3月2日(日)、大阪府教育委員会との話し合う会が天王寺夜間中学体育館で2014年3月2日開催された。天王寺夜間中学〝閉鎖″の考えを打ち出した大阪市教委に対し、夜間中学生の抗議と決意を明らかにする意味を込め、天王寺夜間中学に会場を変更しこの日の話し合う会となった。


会の冒頭、就学援助補食給食の復活を求める署名41205筆を「夏からみんなで集めた署名だ、直接知事に渡したいが、府教委から必ず知事に届け、復活を実現してください」と述べ手交した。これに対し府教委担当者は「皆様の思いのこもった署名、重く受け取りました。内容はホームページにも載せ見てもらうようにします」と語った。
近畿夜間中学校生徒会連合会会長は挨拶「私たち一人一人は小さい存在ですが、思いを語り、重ね合い、大きな輪にしていきたい。府教委の先生方強力な力添えをお願いする」と力強く挨拶をおこなった。
府教委担当者は「要望に応えられていないことが多く、悔しい思いをしている。この機会を大切にし、みなさんの想いを持って帰りたい」「11校すべてを訪問させていただいた。府は(延べ)161人、府内27市から37人が参加。学びの原点を見ることができた」「補食給食(の課題)の引き継ぎを受けている。しっかり聞いて持ち帰りたい」と挨拶をおこなった。
11校の夜間中学生が「就学援助、補食給食の復活」「補食給食の居住市負担」「就学援助の在籍期間実施」「夜間中学の存続」「支援学級の設置」「夜間中学生の募集活動について」「広報活動の強化」「在留カードのローマ字記載を漢字記載にする」「天王寺を2年後つぶすということに対し、すべての夜間中学生は自分たちのことだとしてとらえ、とりくみ、天王寺は励まされた。みんなの力で守っていく」など意見を述べた。
就学援助について「東大阪市が6年から9年に改めたことについて主管課長会議で報告したが府から支給の期間を延長してくれとお願いはできなかった。府から居住市に移す時、9年と言えなかったのが原因の一つだ」「(改めて)在籍期間の支給をとの文書は出せない」と答えた。
在籍期間の就学援助をという夜間中学生の主張の意味は認めながら、一度言ったことを改めることができないと、府の体面を重視する発言を行った。教育行政担当者としてその姿勢の誤りを強く問いたい。「過ちては改むるに憚ること勿れ」(論語)ではないか。
天王寺の〝閉鎖″について「天王寺の話、私も衝撃であった。学んでいる生徒のこと、どうするねん。夜中生や教員にどう説明するねんと思った。校舎は使えることが分かったが、夜間中学は大切だということ伝えていく」「大阪市から府に説明はあったが、夜間中学生や関係者に丁寧な説明がされたのか?」「最終的には設置者が判断することだが、義務教育の機会を保障するところとして重要な役割を果たしている。その必要性は感じている」
補食給食の復活についての回答はいただけない。その意義について「楽しみの場、コミニケーションの場」と述べるだけで、健康の面からの論及はなかった。
府の回答を受け、さらに夜間中学生は意見を述べた。「大阪府は夜間中学に学ぶ私たちの人権を無視している。府は在籍期間の学びの支援を行うべきだ。夜間中学は帰国者、残留孤児、日本に住むアジアの人々にとって大切な学びの場所だ」「年間20回以上、600人の人たちと夜間中学の授業を共に体験し、交流をおこなっている。このことで私たちは人間として自信をもっている」「夜間中学を国は認めているのか?認めているのなら昼の子どもたちと同じようにするべきでないのか」。
府教委担当者は「夜間中学を国は認めている。今日お話しいただいたこと、持ち帰って考えていきたい。夜間中学は大切な所だと(担当者が変わっても)伝えていく」と述べた。
生徒会副会長は「7月に続き、ありがとう。よい答えはあまりいただけなかった。私たちも頑張るので、府教委の先生たちも頑張ってください」と集会をまとめた。
この日参加した夜間中学生、教員167人はこの後、JR天王寺駅周辺で統一募集活動をおこなった。
[ 2014/03/12 10:19 ] 夜間中学・白井 | TB(-) | CM(-)


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