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イスラムの日々

★大阪を中心に近畿地方に在住する
イスラム教徒の人々との
交流・共生の日々をレポート★

鯨肉のハラル認証

 大阪北部ではイスラム圏からの留学生と市民の交流が進んでいる。近隣、大阪や兵庫、京都のイスラム・モスクと周辺住民との関係もだ。私自身は東京に上京したときにはイスラミック・センター・ジャパンや日本ムスリム協会のモスクなどに訪問する事もしばしばある。
 国内のイスラム諸国からの滞日外国人との国際交流や地域交流を積み重ね、3、11東日本震災に対して国内の滞日イスラム教徒からの現地支援も報道され、茨木市とJICA、市立いのち愛ゆめセンター、大阪府、地域協議会、コリア国際学園などが手を組んで関東・東北エリアからの被災留学生支援活動など実績を重ねて来た。


 その中で滞日イスラム圏からの人々の国内に於ける住環境や食に関する環境整備を進め友好親善を進めてゆこうとする組織が成立した。
 アジア・アフリカ・日本の大学教員や元国連職員で構成されている社団法人イスラム交流支援協会(IICA)だ。
 近畿圏で在住するイスラム教徒との日々は大きな可能性を感じさせてくれる。折しも日本政府や経済産業省、観光庁などが日本へのアジアからの観光客誘致を国策として力を入れ始めたのはここ数年、イスラム世界とのビジネスへの関心、ハラールという食に関する宗教的ルールへの関心も急速に高まってきている。
 今回、鯨肉のハラール認証をコーディネートした私はその事務局長だ。国際的な人脈や、友人でもある滞日・在日20年前後のイスラム教徒大学教員たちが長年に渡って蓄積してきた日本国内に於けるイスラム教徒の生活の知恵や留学生支援の中核となって得た日本国内に於けるイスラム教徒の切実な要望や支援、潜在的なパワーを生かすため、近畿圏のムスリムの人々などと協力し立ち上げたのがIICAだ。いろいろなセミナーや官公庁、町おこしや各種サービス業の人々のニーズにIICAが対応出来るならばと。旅行関係者や中小企業へのハラル・マーケットへの参入支援もその活動の一部として重視している。
 活動の中心は国際交流・在日イスラム留学生支援・多文化共生社会の実現・ハラル認証コンサルタントとサポートであるが、国内のハラル食品状況の改善や盛況が滞日イスラム教徒や留学生の生活の質の向上と日本人の国際化に意味があると考えている。

 鯨は『クァールン(コーラン)』と並んでイスラム教の宗教的教義の2大聖典とされる『ハーディス』に度々現れる最も聖なる食べ物とされている。
 私は青年海外協力隊隊員としてフィジー共和国に赴任していた頃からUNEPや政府環境省、世界の海洋専門家との共労を続けていた。核廃棄物海上輸送問題、南太平洋の環境問題、少数民族問題に現地の人々の中に入って活動を重ね、環境難民支援に20年以上関わって来ている。帰国後国連人権NGOの国際事務局員として東南アジアやラテン・アメリカ、そして中心的には南太平洋の人権・環境問題に取り組んできた。ソロモン諸島の森林保全やインドシナ半島の巨大開発、太平洋の鰹マグロなどの海洋資源問題など。

 捕鯨問題は国際的な論議となっている。その中で国際捕鯨委員会に集まる絵会の科学者の決定に従って厳密に遂行されている鯨は食文化や歴史の問題、先住民族や少数民族の生存権の問題に関連すると考える。世界は多様であり相互理解と対話が重要な中、イスラム教徒には広く知られている鯨という食材にハラル認証が与えられるのは自然な事とも思える。イスラム教は聖典を一言一句変えず、生活や社会の取り決めの中核と位置づけて生きている。
 そのような人々がアジアの半分を占めている、アジアから日本への観光客が急増している(マレーシアやインドネシア)中、よりイスラムへの理解が市民や若者、行政や企業に求められている。

 アジアで鯨肉を唯一食べる事の出来る国が日本だ。日本観光を希望するアジア人も急増している。イスラム教徒ももちろん多い。アジアイスラム諸国の経済力・中間富裕層の急増、グローバル時代の大きな潮流と言える。
 IICAは政府震災復興支援の一環として牡蠣、サーモン、ホタテ貝などのハラール認証と東北の生産者支援にも動き出している。

ハラール認証を行った鯨肉はイスラム観光客誘致の最強のキラーコンテンツと言える。政府や観光庁、業界と協力してゆきたい。IICA理事たちが長年築き上げた滞日イスラム教徒ネットワークは強力に普及販売に動くだろう。
 問い合わせ・購入などはFAXで072-(643)2063まで
[ 2014/01/25 02:48 ] 北口学 | TB(-) | CM(-)


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