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ことしの一推し「永続敗戦論―戦後日本の核心」(白井聡、太田出版)

 今年3月に出版された同書は、先日の大阪自由大学読書カフェでもとりあげられた(話題提供者、三室勇氏)が、私もとても刺激を受けた本だ。

 昨日、安倍首相が靖国参拝した。日本版NSC,特定秘密保護法案を仕上げたあとの国家体制づくりに向けて、精神的な地ならしだ。これら「戦後レジームからの脱却」を掲げている安倍路線の本質をこの本は分かりやすく解明していある。
 いくつかの問題提起に、既視感をいだくことはあるものの、これまで語られてきたてきた様々な「戦後論」を超え、明快な日本論を展開している。




 永続敗戦とは、戦後日本のレジームの核心的本質であり、「敗戦の否認」を意味する。国内およびアジアに対しては敗北を否認することによって「神州不滅」の神話を維持しながら、自らを容認し、支えてくれる米国に対しては盲従を続ける。敗戦を否認するがゆえに、敗北が際限なく続くーそれが「永続敗戦」という概念の指し示す構造である。今日、この構造は明らかに破綻に瀕している。(同署の帯文から)

 「敗戦」を[終戦」と読みかえたり、3・11で突きつけられた社会のありかたを「不都合な真実の否認」と言う形でのりきろうとしている日本の国家がよく見えてくる。

定価(1700円+税)
[ 2013/12/27 10:45 ] 池田知隆 | TB(-) | CM(-)


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