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東北を取材して2:川瀬俊治

 低線量被爆問題で高名な学者の本を読んだが、原発労働者に白血病(あるいはガン発症)が出るケースはたばこも吸うことも促進するのでは という記述を読み絶句した。



この学者は被爆へのストレスは過度でありすぎるとの見解で自然放射能の被爆などをあげて論じていたが、原発事故を起こしたからストレスを招いているのであり、根本的な要因を信じられないほど軽くみているのではないのか、と見た。専門家にありがちなタコツボ型の思考を感じた。

 原発事故直後、安全だ と講演した学者はとても許せないという人に複数であった。間違った言説を流布した責任はとらないのはおかしい。相当東北の人の魂の傷つけている。晴らすことのできない傷であるから、「許せない」と言われたのだろう。

 子どもの尿からセシウムが検出された母親にも会った。自宅周辺の水たまりがホットスポットになっていることが、あとでわかったという。福島の方だ。医者は30年くらいして発症するかもしれない とアドバイスしたが、その子どもの人生はどうなるのか。

 東電にしても、製造した企業にしても、国策として原発推進した人も、医学的因果関係はわからない とするが、その子の今後の人生で日々経験するストレスにどう責任をとるのか。結果での線引きだけする権力の顔に、どう改めさせていけばいいのか。未来への命に人権を問う新たな理論構築が求められている。
[ 2013/12/14 19:30 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


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