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不定期連載・特定秘密保護法:テロの定義、「絶叫デモはテロ!」   三室 勇

石破茂自民党幹事長の11月29日のオフィシャル・ブログで、「今も議員会館の外では『特定機密保護法絶対阻止!』を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。

主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます本来あるべき民主主義の手法とは異なるように思います。」こう書き、12月2日に上記のような抹消追加して、「お詫びと訂正」を掲載した。
 以前にも紹介した清水勉弁護士は29日の石破ブログ発言に「石破さんの言うとおりだ」と皮肉り「秘密保護法案ではデモも『テロ行為』になるということ」と産経記事にコメントを寄せていた。

特定秘密保護法案では、テロリズムの定義を以下のようにしている。
第十二条2項で「テロリズム(政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。同表第四号において同じ。)」としている。
これは自衛隊法第八十一条の二(自衛隊の施設等の警護出動)に該当する文言があり、法律でのテロリズムの定義として使っている。定義は3つを並列にあげている。①主義主張の強要、②不安・恐怖を与える殺傷、③重要な施設その他の物の破壊、石破幹事長の記述は①に当たるわけだ。「絶叫デモはテロに相当する」という解釈である。葬列のような静かなデモをしろということなのかもしれない。

辺見庸の11月26日のブログに「特定秘密保護法案可決の記事で『これが民主主義か?』といふ見出しがあって、笑った。笑ろたよ。おまえら、そんなことも知らなかったのか?「人類の貧困を生産する作業に加担して、骨の髄まで腐っていないような民主主義国家は存在しない」と、ジル・ドゥルーズはトニ・ネグリにたいし至当の発言をしたけれども、それを読んだとて、たれひとりわが「恥」とも、わが「罪」ともおもひはしない・・・といふのが民主主義なのである」。辺見庸のブログをぜひ読んでほしい。
11月19日のブログに「特定秘密保護法案をめぐり、自民、公明が日本維新の会と「修正協議」をした。いかなる「修正」がほどこされようとも、わたくしは特定秘密保護法案をみとめない。これをとおす国会の「議会制民主主義」とマスメディアの存在価値を、根本から、はげしく疑う。わたくしは特定秘密保護法案を絶対に受けいれない。問え。10年後、いや5年後の未来図、活画図を、いまたれが描きえているのか? 議会とメディアと民衆は、ひたすらディストピアにむかって集団行進をしている。」と書いている。
[ 2013/12/02 13:09 ] 三室勇 | TB(-) | CM(-)


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