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メディア・ウォッチング 『あきらめと闘う姿勢と』 :ケイ・イシカワ記

 20世紀前半、計画・統制経済のソビエト社会主義が人類の輝く未来だというある種錯覚をもたらしたのはソビエト社会主義経済が1929年の世界恐慌の影響をあまり受けなかったし、一方で社会主義経済学がその大恐慌を予測できたからであったといえるだろう。

その結果世界中でマルクス主義的社会主義思想がフィーバーして大きな影響を齎した。

しかし現在では計画・統制経済の社会主義は“悪“であるとされつつある。

イタリア・ラクイラ、2009年4月の地震:アマチュアの地震研究家が必ず起こると
盛んに予想していたのに、それを否定して安全宣言(宣言の六日後に地震発生)し、
それが多くの命を奪う結果を生んだと思われて、有罪になったのはイタリアの科学者たち。
これは太古のノアの洪水のころでなく、21世紀の最近の事件。

 2011年3月の東日本大震災を予想できなかった日本のジャーナリズムも
ほぼ原発の安全神話にどっぷりつかって東京電力福島第一原発の大事故を予想
できなかった。原発は安全という安全神話流布の大罪は今後とも問われ続けるだろう。

ジャーナリストは長年の経験で勘が働いて突っ込んだ取材をして成功するときく。

 サブプライムローンと金融恐慌:2006年ころからサブプライムローン問題
でパニックが来ると予測する経済評論家・学者が居た。筆者もそれに共感できた。
 そして前兆(英国のある銀行のパニック)から一年してリーマンショックとして現象。
世界はパニックになった。今そのパニックから少しづつ抜け出しつつある。
筆者は批判的精神に満ちた評論家・学者がこのパニックを予測できたと思う。

 イタリアの科学者のように安全宣言して6日後に地震が起こるという
情けない判断で被害を拡大させてはジャーナリズムとしては看過できないと思う。
 
常に批判的精神を保って危険を予測する。これもジャーナリズムの一使命だろう。
高給を食んで批判的精神をなくしている多くのジャーナリストも目を覚ましてほしい!

 高給を食むためにか多大な広告を取る。大手広告代理店に依拠する。
こういう体質を変えていけるだろうか? 前途多難である。
NHKは去る9月1日放映の『南海トラフ 見え始めた予兆』を放映して
”予測”の努力をしているが、視聴料を広く集めて経営するNHKは
一方で右傾化しつつあるといわれる。東京新聞ほか少数の新聞ともども頑張ってほしい。

 あきらめ:各種安全神話を振りまいて、予測能力を麻痺させる傾向にあるマスコミ。

しかし計画・統制経済社会、自由主義経済社会、グローバル経済世界の巨悪と
闘うジャーナリストたちの今後に期待したい。
[ 2013/09/03 11:59 ] K.Ishikawa | TB(-) | CM(-)


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