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奈良おんな物語《31》「奈良県・英語のボランテイアガイド&にほんご・奈良・わの会 (門脇順子)」中:鄭容順

「奈良観光ガイドを通して」

■奈良観光ガイドで困ること―その1
奈良県内のお寺の拝観、一般的には夏は5時半、冬は5時に閉まってしまう。夏はまだ夕方でも明るく十分に拝観ができる。「もう少し遅くまで拝観できるといいのですが」と話す門脇順子さんです。
例えば、京都の清水寺です。夏は6時過ぎまで拝観でき、その後は近くのお店などを見ながら散策できます。観光客にとって、ぶらぶらと店を冷やかしながら散策できる場所と言うのは魅力的だと思います。


例えば、奈良で夜8時過ぎに夕食を終えても、その後遅くまで開いているカフェを探すのは難しいように思います。8過ぎにはメイン通りでも店は閉まってしまう。これでは、奈良で泊まる観光客はつまらないでしょうね」と話す門脇順子さん。

■奈良観光ガイドで困ること―その2
外国人はカード決済が普通の暮しの中に浸透している。それが奈良観光に来てカード決済ができない店の多さに門脇順子さんは驚き頭痛の種という。
観光ボランテイアコースに「日本酒利き酒体験」がある。外国人は日本酒に大いに関心を持っている。日本酒の利き酒をして、ホテルに戻って皆で日本酒を飲んで話をするのを楽しみに日本酒を購入しょうとするとクレジットカードの取り扱いができないという。外国旅行に来て手持ちのお金はそう簡単に使いたくないのと外国人はカード決済が当然出来ると思っている。使えないとなると、「現金での購入を余儀なくされ、結局あきらめてしまう外国人観光客が多い。これは世界の人に広く奈良の日本酒を知ってもらう機会を逃しているのではと非常に残念です。
奈良は古都らしいゆったりとした落ち着いた町という良いイメージを外国人は持っている。そこにカードすら使えないとなると、不便な遅れた田舎町というイメージもくっついてしまわないだろうか。
観光客を呼び込むには、カードでショッピングできるという利便性は不可欠ではないかと思います」と、奈良の観光に対する現況を話される。

「そしてもう1つ、いつでも両替ができる場所がもう少しあればと思います。
外国人旅行者には『奈良には両替するところが少ないので空港か大阪か京都の銀行で両替をしてきて下さい』と、お願いしています。観光客の利便性について官民ともにもっと考えて改善していかなければなりません」と話す門脇順子さんです。

■奈良観光ガイドで困ること―その3

最近の観光案内の標識もかなり改善されている。近年の外国人観光客は1人旅が多く地図と町の観光案内板を見ながら旅行している。1人旅が楽しくできる観光案内板にもまだまだ検討の余地があると思われる。さらにホテル宿泊の問題もある。安価で良質な1人でも少人数でも気軽に宿泊できるホテルがほしい。今のところ最近多くなった奈良市内にあるゲストハウスはいい受け皿になっている。
英語ボランテイア活動1

「観光ガイドに際して」
英語でガイドをする時は文法も大事でしょうが、コミュニケーションがより大事だと思います。私たちの周りに普通に世界遺産や由緒ある寺社が点在しているのが奈良です。ガイドがそれを誇りに思い、観光客と楽しい時間を共有してこそ相手にも楽しんでもらえると思っています。

例えば、薬師寺です。古の建物と現代に再建されたものが並ぶのが薬師寺の東塔と西塔です。1300年前に建てられた年月の風雪を醸し出す東塔と現代に再建された西塔はフレッシュな匂いがする。この間に立って両方の塔を1000年という時空を超えて同時に目にするということの凄さを感じてほしいと思うし、それを伝えたいと思います。
春日大社にしても1250年の歴史を紐解きながら参道を上がっていく。その場に居合わせた皆、何かを感じることができる不思議なところです。どの語学のボランテイアガイドにもいえることだと思いますが、語学が優れているということより観光ボランテイアする人の人間性が大事だと思います。
どれだけ奈良を愛しているのか、何を伝えたいのか、ガイドの個性が出るところです。自分が知っている知識を観光客に押し付けてはいけない。観光客の雰囲気を見て満足してもらうには、ガイドはたくさんのポケットを持っていなければいけないと思います。知識を10持っていればまず1つだけ出す。相手の興味に応じて取り出せば満足してもらえるのではと思います。ガイドは常に謙虚な気持ちを持たなければならないと思います。
観光ガイドをする時は『一期一会』、常にこの人と会うのは今この時だけと思って心をこめてガイドをしています。観光ガイドとして相手の記憶に残るようなガイドを心がけています」と、外国生活で体験した観光案内のありかたを奈良でそれを大切にしている。『一期一会』の精神、筆者は心に響き感銘を受けていた。

「ドイツの高校生楽団の交流事業」
2005年ドイツに住む友人からベルリンの高校生室内楽団の奈良での音楽交流事業の手助けの要請が来た。ベルリンフィルの演奏者の子弟が比較的多いというレベルの高い室内楽団だ。このときはまさに手弁当で数名のボランティアと共に奈良女子大オーケストラとの音楽交流会実現に奔走した。

今年、2013年10月5・6・7日、ドイツの高校生たち33人の楽団が5年ぶりに来寧して県立高円高校、図書情報館で音楽交流コンサートを開催する。今回も全くのボランティアでほぼ1年をかけての準備に悪戦苦闘しながらも、多くの人々の善意や支えに助けられて、あと少しというところまでこぎつけた。
「若者たちの草の根交流です。架け橋という事業も大事な観光ガイドと考えています」という門脇順子さんです。

<写真説明>1、英語ボランテイアガイドで一緒に記念撮影した人です。


[ 2013/08/29 07:00 ] 鄭容順 | TB(-) | CM(-)


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