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コラム風 「政治不信を吹き飛ばす、まともな“政策政党”が欲しい」:南亭駄樂

 安倍晋三首相を先頭に、国は原発再稼働に向けて突っ走っているように見える。そんななかで、自民党資源・エネルギー戦略調査会の「福島原発事故究明に関する小委員会」(村上誠一郎小委員長)が、使用済み核燃料の最終処分法が確立するまで原発の新規建設を見送ることや、原発の選別を求める提言書をまとめた、という報道が流れた(毎日新聞8月16日朝刊)。自民党のなかにも「原発ゼロの会」に入っている人もいるのだから、脱原発を主張する声だってあるだろう。そういえば河野太郎はどうしているのだろうか。調べたら、河野太郎はこの小委員会のメンバーからは外されていることがわかった。

 自民党は昔から、異なる意見を抱えることで国会の多数を占めてきた。TPP推進派と絶対反対という、普通なら“水と油”で一つの政党にいるのが不思議な議員たちが混在している政党なのだ。「さまざまな意見の人たちが議論しながら政策を決めている」というのは全くの建前で、ただひたすら“政権”という利権にしがみついている野合の集団である。選挙の時には党の公約をぼかして、候補者それぞれが集票につながる主張をし、政権を取ると国民が望んでもいない方向に走ってしまう。党の政策と反対の議員の存在は、単なるガス抜きに使われるにすぎない。それでも離党しないのは“政権”という甘い汁を吸いたいためだ。それを見て「そんな政策は頼んでいない」と言ってももう遅い。私たちは、そういう政党を選んでしまったのだから。
 一方、「野党は小異を捨てて大同につき、自民党に対抗できる政党を」という声も聞こえる。だが、野党をよく見ると、大きな問題にかなり意見を異にする。そのままで野党が一つになるのは野党が自民党と同じ野合集団となることだ。民主党だって同じことだろう。それでは、国民が政策で選ぶ政党はなくなってしまう。
 そこで提案したい。ここは、自民党も政策ごとに分裂し、すっきりした政策を示す多様な政党がたくさんできて欲しい。そのためには民主党も分裂しなければならない。利権のためではなく、政策ごとの政党ができれば、国民は自分の願う政策に近い政党を見つけやすくなるから、選択権が保障されることになる。そして、選挙の結果“政党乱立”となったとしても、ガラス張りの政党同士の話し合いによって政策ごとに国の方針を決めることになれば、国民にはわかりやすくすっきりした政治が展開されるだろう。脱原発やTPP、消費税、社会保障、健康保険制度、集団的自衛権、国防軍創設、憲法などの大きな問題は、国民投票にかければよいと思うが、選挙の時から主張がはっきりしている政党がその立場で国民の意識を代弁して話し合えば、国民の意識により近い政策が選ばれることになるだろう。そうなれば、政治不信も少しは解消されることになり、投票率も高くなる、と私は思う。
[ 2013/08/17 11:21 ] 南亭駄樂 | TB(-) | CM(-)


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