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コラム「風」京都に米軍基地がやってくる   三室勇

▼在日米軍基地というと、まず沖縄を筆頭に、三沢、横田、厚木、横須賀、岩国、佐世保と6都県を思い浮かべるだろう。実際は29都道県にまたがっている。自衛隊基地との共用、一時利用などが行なわれており、都道府県の半数以上にのぼる。しかし、今までは2府にはなかった。今度、新たに京都に米軍基地が進出してくる。

▼場所は日本海に面した経ヶ岬で、航空自衛隊入間基地(埼玉県)の分屯基地があり、そこに米軍のXバンドレーダーが配備される。今年2月の安倍・オバマ会談で決めてきた話だ。Xバンドレーダーはすでに三沢基地に配備されている。2つめの配備が京都となった。

▼Xバンドレーダーは北朝鮮のミサイルを捉える「最前線の目」となるものだ。三沢に比べ、京都の丹後半島は北朝鮮に近い。ミサイル発射時の角度、本物かどうか、これをいち早く捉えようというのが狙いだ。Xバンドレーダーというと10ギガヘルツの高周波を1000キロメーターに渡って飛ばして、反射波をとらえることで、即時にミサイルかどうかを判断し、弾道を計算して、場合によっては撃ち落とすというミサイル防衛システムのキーに当たるものだ。

▼アメリカは自国に向けて放たれるミサイルに対して、このシステムを運用するわけだが、当然、このレーダー基地はミサイル攻撃の対象となる。実に危ない話なのである。地元住民も反対の声をあげている。しかし、京丹後市長と京都府知事は認める方向で動いている。よく考えると集団的自衛権の行使そのものではないか。安倍首相は、内閣法制局長官を異例の人事で交代させ、現憲法下で集団的自衛権は可能とする強攻策をとった。東アジアの緊張を高める方向へ、さらにカジを切ろうとしている。
[ 2013/08/10 11:40 ] 三室勇 | TB(-) | CM(-)


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