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メディア・ウォッチング 米国、初めて認めた無人機攻撃による自国民4人の殺害  三室勇

米国の無人機攻撃への批判が世界で高まるなか、オバマ政権が初めて無人機攻撃で米国籍4人を殺害したことを認めるとニューヨークタイムズ(5.22)が報じている。オバマ大統領は今日(23日)、国家安全保障に関する演説をすることになっているが、ここで触れるらしい。

米国生まれでイスラム教導師のアンワル・アウラキ師とジャーナリストのサミル・カーンはイエメンで2011年9月30日にCIAの無人機攻撃により殺害された。その後、アウラキ師の息子もイエメンで、ジュド・モハメドはパキスタンで殺害されている。いずれもアルカイダのテロリストとして暗殺リストに入っていたようだが、自国民を外国で無人機によって殺害したことを、法治国家である米国がどう説明するのか注目されていたところだ。

オバマ大統領は、アウラキ師死亡時にコメントを出しているが、自国の無人機攻撃であったことは伏せていた。ここに来て公式に認めざるを得なくなったのだろう。それは国内外の批判の高まりがある。国連人権理事会では無人機攻撃の調査を行い、9月には報告することになっている。赤十字国際委員会は、ウェブ上で総裁インタビューを掲載し、武力紛争地域以外での無人機攻撃の法的な根拠など問題視している。国際NGO連合はキャンペーン「ストップ・キラー・ロボット」を掲げ、武装ロボット開発の全面禁止を訴えている。

無人機はいま世界各国で急速に普及しており、武装無人機の普及が進むと、戦争の様相が大きく変わると考えられており、これまでの武力紛争時に適用されてきた第二次世界大戦を踏まえた国際人道法では収拾できない事態が起こると考えられる。
[ 2013/05/23 11:58 ] 三室勇 | TB(-) | CM(-)


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