ジャーナリスト・ネット公式ウエブサイト

ジャーナリストの取材記事、論考などそ掲載するブログ
ジャーナリスト・ネット公式ウエブサイト TOP  >  スポンサー広告 >  川瀬俊治 >  橋下発言をMBSでの生出演で聞き、だいたいの流れでわかってきたこと:川瀬俊治

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

橋下発言をMBSでの生出演で聞き、だいたいの流れでわかってきたこと:川瀬俊治

沖縄での在沖米軍のセクシャル管理を「風俗」の活用をーと言った流れで、日本軍「慰安婦」問題のことを言ったのだろう。


 米兵のセクシャル管理と同じ流れで出した。

 昨日朝テレビで「従軍慰安婦が私が必要だと言った覚えはない。大誤報された」と弁明したのだが、在沖米軍問題での「風俗」活用提言と同じ文脈なのだ。女性を性的解消と見る枠組みは何ら変化していない。ここには拭いがたい女性に対する侮辱が秘められている。

 いくらなんでも会見現場にいた記者が誤報をこぞって生み出すことはない。「記者会見の全体の流れの中で判断すべきが、そこだけ取り出された」と弁明した橋下市長は、そのまま返したいと言うだろう。記者は。「日本軍『慰安婦』問題の論究は全体の流れから出た発言ではないか」と。

 その日の会見で、いきなり「日本軍『慰安婦』問題をどう思うか」とはならないだろう。会見の具体的な様子は知らないが、記者が「沖縄の発言は」と尋ねる経緯の中で、橋下市長は初めに引き金となった普天間基地訪問での「風俗」活用の弁明、意図を語らなくとも、「風俗」の問題で「必要」の流れで今回の問題が出た。

 だから「従軍慰安婦制度は戦時下で必要だった」と臆面もなく言葉に出る。たしかに彼は日本軍「慰安婦」を必要とは言っていない。しかし「風俗」活用で在沖米軍管理と同じ流れで言った事実は否定できないだろう。これはもう何度も繰り返すが、女性を性的管理の道具することを同様に認めた態度が表明されている。そのことはどう考えても日本軍「慰安婦」問題について、時代のせいにするのではなく、「彼が必要である」と表明した文脈になってしまう。

 彼は強制連行を認めないし、また法的な責任〔賠償)も認めない。だから「心」という言葉をだし、その領域で謝罪したいという。もし認めれば今の保守陣営の基本線が瓦解する。野党だけでも日本維新の会、みんなの党、さらに自民とは、日本軍「慰安婦」問題解決で変わるところがない。民主もそうだ。だからこと与党時代に何もやらなかった。

 この現状をどう変えるのか。戦後補償、戦争責任問題を徹底して追及するしかない。いい加減なところで騙されてはならないだろう。

 橋下発言で強制連行を認めて、被害者への公的謝罪、補償、日韓請求権協定の
見直し、再検討などの動きが多くの人々に自覚を呼び起こすのかどうか、だ。韓国では日韓条約を締結した65年体制は瓦解していると見直しを訴える運動がおきているのだが、外交的決着からかなりハードルが高いことは事実だ。
[ 2013/05/19 17:16 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。