ジャーナリスト・ネット公式ウエブサイト

ジャーナリストの取材記事、論考などそ掲載するブログ
ジャーナリスト・ネット公式ウエブサイト TOP  >  スポンサー広告 >  川瀬俊治 >  メデイア・ウオッチング 歴史問題がまずベースー朝鮮半島と向き合うこと:川瀬俊治

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

メデイア・ウオッチング 歴史問題がまずベースー朝鮮半島と向き合うこと:川瀬俊治

 2日前に韓国から帰国の韓国人学者に「韓国は軍事的な緊張を民衆は感じてどんな状況ですか?」と聞くと、「全然です」との返答だった。日本のメデイアは意外と扱いが小さいのは何よりも救いだ。



▼12日にはアメリカが軍事行動も容認する発言をしたから、これはもう事態が悪化の一途を思わせるが、オバマ時代にどれだけ米朝関係が進展したのか。大きな進展がなかった。このことをまず踏まえての今後の展開を是非メデイアは報じていただきたい。

▼ブッシュ政権で悪化をたどったのだが、結論は朝米の国益がどこかでともにかなうところに落ち着くかだ。そうでないとなかなか収まらない。南北ではなく朝米というところに朝鮮戦争以後の60年間の歪みがあるのだが、どこで一致点があるのか。

▼米朝、日朝の条約が結ばれると、朝鮮半島は南北の均衡が出てくる。韓国はロシア、中国という2つの国との条約を90年代前半に結んでいる。朝鮮共和国は日米との条約を求めている。国益にかなわないとみて両国とも拒否している。これではいつまでも朝鮮半島の安定は来ない。

▼国益という視点から外交関係を解くこと。すると拉致問題の解決がない日本は「どこに国益があるのか」とデッドロックにぶちあたる。拉致問題とは切り離しての模索をメデイアは主張できないか。それと日本の歴史的責任である。韓国との問題も歴史問題を抜きにして解決の道筋は見えてこない。

▼安倍さんは高い支持率に自身をどうもえたらしい。安全運転から少し自分が納得するハンドルを握り大きく「右」に切り始めた。昨日「東京裁判は勝者による裁判だ」と、東京裁判批判を答弁した。しかし日本の「独立」は東京裁判の結果を受け入れることが絶対条件だった。この歴史的枠組みは変えられない。歴史問題とどう向き合うか。朝鮮半島緊張緩和の日本の役目の基礎にそれがある。メデイアがまず検証すべきは何かが見えてきた。
[ 2013/03/13 13:30 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。