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日曜新聞書評欄簡単レビュー:三室 勇

今週も日曜日恒例の新聞書評欄から。

京都――
グレック・スミス『決別 ゴールドマン・サックス』(講談社、1995円)、評者・吉岡忍。サブプライム・ローン問題で潰れたのはリーマン・ブラザーズだった。リーマン・ショックという言葉が確かにあった。あのとき生き残ったゴールドマン・サックスは、なぜ生き残り得たのか。ゴールドマンの前CEO兼会長が財務長官のポールソンだったという話を聞いたことがある。この本は、12年間勤務していた男の告発本のようだ。米政府は「大き過ぎて潰せなかった」といい、資本注入した。ところが幹部社員は数十億から数千万円の年収を得ていた。金融会社とは賭け事の胴元のようなもので、どっちにしても莫大な手数料収入が入ってくる。その結果、「道徳的な腐食が、ゴールドマン・サックスに急速に進んだ」という。著者は金融の世界で働くことを夢見て、この世界に入るが幻滅して、身を引くことになるが、その間の出来事をこの本で綴っている。

日経――
ジョン・クイギン『ゾンビ経済学』(筑摩書房、2600円)、短評。リーマン・ショックで市場自由主義は否定されたはずなのに、ゾンビのように生き返り大手をふってきている。安倍政権がじつはゾンビ経済学に頼ろうとしている。しかし、著者は、この思想を葬ろうとしている。オーストラリアの経済学者である著者は、市場メカニズムや自由競争のいき過ぎに批判的だ。しかし、これにかわる経済思想を構築するのは、また大変のことだと思う。
[ 2012/12/16 22:36 ] 三室勇 | TB(-) | CM(-)


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