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メデイアウオッチング―「こんなに政党ができて心は煩雑」:鄭容順

今年の衆議院議員選挙は12月16日が投票日、公示は12月4日です。

11月16日、野田総理が安倍自民党首の前で「解散」を宣言した。あの時の光景が今も浮かんでくるほど強烈だった。安倍自民党首は突然の解散宣言に一瞬、呆然としていた様子が見られた。



「解散」から半月ほどしての総選挙の「公示」、16日は「投票日」です。
この半月ほどの間に石原慎太郎東京都知事が「太陽の党」を立ち上げていくが橋下徹大阪市長は「大阪維新の会」を立ち上げていくものの双方の利権は働いた。合流して「日本維新の会」になって選挙活動が始まった。
また「公示」間じかになって嘉田由起子滋賀県知事は新党を立ち上げて小沢一郎の国民第一の党と合流して「日本未来の党」にした。4日の公示で12党に立候補は1504人の最多になっている。

こんな様子を見ていると政治家の幼稚な個人主義の権威主義という利権ばかりが見え隠れしている。子どもたちが富士山の頂上に上っていく徒競争に見えてくる。
マラソンとはいいません。石原知事はもう80歳でけっして走れない。途中で心臓麻痺を起こしそうだ。
橋下市長はまだ若いし体力もある。闊達な弁で周りは振り回されてその隙に橋下市長は要領よく人の見えないところでは走って見ているところは歩くという賢い知恵を発揮するように見えてくる。
嘉田知事は結婚して子育てもして苦労している。その根性は根を張っている。主婦の智恵が発揮されて男性諸氏も追い抜いていくしぶとさがある。一気に駆け上がりそうな気がする。そんな徒競争の12人の党です。
しかし現実は解散から告示まで準備する時間はなく突風のように走り回って告示を迎えたと思っている。突風は果たして16日の投票日にはどうなるのだろうか。

環太平洋戦略経済連携協定、略してTPP、英語の部分の頭文字をとっているがこのTTPのことも分かりやすく説明されていないので「なんのこっちゃ」と思うほど分からないことばりです。環太平洋地域の国々による経済の自由化、多角的な経済連携協定、さっぱりこの言葉の意味がわかりません。
そして「原発ゼロにするのか」「原発は30年をかけて他のエネルギーに変えていくのか」「農業など外国生産物にしていくのか」「国産生産なのか」の今回の政治の争点だが12党の公約目標は今1つ、市民に見えてこない。
日本語を話しているのに内容が今1つ理解できない。

戦後、日本の農家に政府は支援してきたことから農家は豊になった。
時代を経て今は休耕田があちらこちらで見かける日本列島、休耕田と引き換えに外国生産の農産物が日本に入ってきている。
外国生産物を好む人もいるかもしれないがやはり日本生産の農産物が1番美味しく安心して食べられる。お米もそうです。外国人の米好きも増えて「コシヒカリ」という言葉を知っている外国人も多くなっている。
日本生産物しか購入しない人も多くいる。休耕田をもっと活用して日本産地物を増産して市民たちに手に入りやすい価格で提供してもらいたい。価格安の外国産に手が伸びない人も多くいるのです。関西には京都だけでも京なす、京人参、京大根、そして他に大和菜、河内牛蒡など地方によって同じ産物でも味覚が違い美味しい食材が豊富にある。
地方の農業協同組合が地元の取れる特産物をさらにもっと表に出して活性化していく。テレビでは時々地方の特産物を生かした料理レシピが紹介されているが、もっと活発に農業協同組合が地域市民と連携してその土地の特産物の調理方法を宣伝して全国に普及していく。
農業する人は少なくなっているが古民家を提供して現金収入を得るように工夫し生活保障のできる農業生産者を育てていくためには農業協同組合との連携が必要である。
現在、有機野菜を作る人たちも増えている。この有機野菜の取り組みを生かして一般市民の食卓に良い農産物を並べるようにしはてもらいたいものだ。

「原発ゼロにする」ということ。これはそう簡単なものではない。
それに変わるエネルギーを開発をしていくのに日本は遅すぎた。
ずっと「原子力発電」に頼ってきた。
東日本大震災で原発事故にあって「原発ゼロ」を叫ぶ人が多くなった。
津波の様子をテレビで見て「原子力発電」の事故の怖さを思い知らされた。
安全と思っていたのが地震では1番弱く1番の恐怖のエネルギーだった。
地震を想定しなかった技術者はこれから「原子力発電なのか。それに変わるエルネギーの開発は何か」という2つの課題を問われていく。
今回の選挙の見極めというのだろうか。
選挙演説も難しくてわからない。演説に立ち止まって聞くほど立候補者も理解していないのか分かりやすく演説している人はいるようでいない。
しかし有権者は自分の1票の重みを持って投票してもらいたいものだ。

筆者は仕事の関係でタクシーをよく利用するが今回の選挙の投票について様々な声を聞いた。民主党の支持者もいた。
「3年間、民主党はよくしましたよ。自民党がしたことの尻拭きをした3年間でした。原発も自民党がしてきたものです」という。「今度は自民党に政権が変わるけれど安倍さんではあかんわ」という。「原発は今さら、なかった生活できない。ゼロという人に不信感をもっている」という。「何も外国から農産物を輸入しなくても日本国内で生産して美味しいものを食べることができればいい」という。
ある男性がいった。
「こんなにたくさん党ができて何いっているか難しくてわからへん。誰に入れていいのかわからへんから、もういっそうアミダくじをして誰か入れますわ。投票にいかへんのと違う。何を話しているのかさっぱりわからへん。アミダくじしか方法がないわ」といった運転手、もう60歳を過ぎた男性の言葉に筆者は大笑いした。冗談とも本気ともつかない言葉、若者たちの有権者は今回の選挙の公約を理解しているのだろうか。身につまされた選挙になりそうだ。
日本の国政にも地方選挙にも参政権はないが日本の行方が気になる日本で生まれて育った外国市民の感想です。
[ 2012/12/11 07:00 ] 鄭容順 | TB(-) | CM(-)


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