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コラム「ボジョレー・ヌヴォーに思う」:片山通夫

 今年も《ボジョレー・ヌヴォー解禁》の時が来た。来週の木曜日・11月15日のことである。一体この騒ぎ《ボジョレー・ヌヴォー解禁》とは何なのか少し調べてみた。


 ウイキペディアを見た。「フランスのブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯・ボジョレーで生産されるヌヴォー(プリムールまたは試飲新酒)仕様の赤ワインである。したがって、ボジョレーの通常の赤ワインとは異なる。試飲酒だけに、通常のワインが出来上がるより早く試飲できなければ意味がないために、ヌヴォー(試飲新酒)用のボジョレーは、ブドウを収穫したら速やかに醸造してボトルへ詰め、収穫したその年の11月に出荷を済ませる」とあった。

 要は《試飲酒》なのだ。それも《速やかに醸造》されボトルに詰めたもののようだ。さらに「短期間でワインとして完成させなければならず、MC(マセラシオン・カルボニック)法と呼ばれる急速発酵技術を用いて数週間で醸造される(新酒=通常のワインの出来たての状態、試飲新酒=ヌヴォー)。業者などの毎年大量にワインを購入する人にとっては、その年の購入量を決めるための指針ともなる。このことから、多くの日本人のようにあくまで試飲酒であるヌヴォーのみを購入する人々は、本末転倒であるとしてワインの知識がある人から蔑視されがちであるが、ワインの好みや飲み方は人それぞれであり、明確なルールがあるわけではない」という。

 筆者は、お酒に関して知識がほとんど持ち合わせていないが「ボジョレー・ヌヴォー騒ぎ」にはついてゆけない。なぜなら、ワインは醸造の技術は無論「その年のブドウの出来」や「寝かせる時間」が重要だと思うからである。十分に出来のいいブドウから最上の環境で造られたワインが、最上の温度管理もとに保存されている場合、やはりおいしい。無論、好みがあるから《古い》のがおいしいとは限らないが。

 筆者がはじめてこの試飲酒を飲んだ時の感想はこうだった。
そのボジョレー・ヌヴォーは酸っぱくコクもなく、まるで《ブドウの果実酒のできそこない》だった。色も薄くて、いかにも未完成品という印象だったように記憶している。たしかバブル最盛期の1987年頃だった。

 日本人はおおむね《お祭り騒ぎ》が好きである。それと《右へならえ》という心情がある。誰かが仕掛けた《お祭り騒ぎ》に《乗らなければならない》気持ちが大きい。だからだろうが、日本中が大騒ぎになるのではないか。

 そろそろ《自分の舌》で味わうようになりたい。勿論、ワインのみならず万象に関して。
[ 2012/11/08 13:34 ] 片山通夫 | TB(-) | CM(-)


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