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奈良おんな物語《22》「切り紙アート作家―ノグチトモエ。」上:鄭容順

「プロフィール」
ノグチトモエ。さん(28歳)は様々な紙を切って創作活動をする「切り紙アート作家」です。本名は野口朋恵です。


ノグチトモエさん。切り絵を語る笑顔も爽やかです

シンフオニーのむ森の中で

「切り絵アート作家」として活動する名前はノグチトモエ。です。
ノグチトモエさんの名前について「私のこだわりで『ノグチトモエ。』この『。』までが作家名になります。
命名したときのいきさつは、ひらがなやローマ字・カタカナで自分の名前をノートに書いてみた時にカタカナが一番しっくり、お洒落に見えたからです。視覚的・感覚的に「かわいい」と思いました。
「。」がついている理由は、「ゆとり」や「ゆったり」という意味合いをもたせています。日本語での文の最後は「。(丸)」です。「。」は音読する時、1,2という2秒の間隔を持たせます。なんだか心が落ち着く感じがしませんか。私はそんな気がしたので、あえて名前の最後に「。」をつけることにしたのです」と、作家活動するためにつけた名前について話した。
28歳という年齢に1つの物事をじっくり考える。だから手作業が神経質になるほど細かい切り絵に深い鑑みを筆者は感じた。

「切り紙アート」にたどり着くまでの長い道のりの始まりである。経歴は変わっていて、芸術関係の大学、美術系や音楽系がある。美大進学も考えていたが入試の段階になるとそのときの状況判断で音大に進学していた。芸術系の大学、どこかで自分の個性が出せる学生生活を目指していたのだろう。音大も芸術で自分の感性と感覚を磨く。個性作りの学業の1つになる。そんな気持がどこかで漠然と思っていたものが音大の進学になった。

音楽大学出身である。卒業後、アパレルの会社に就職。忙しいなかにも時間を見つけては「切り紙」や「切り絵」をせっせと作った。切り紙をすることが日々の楽しみとなった。ひとりっ子なので、もともとひとり遊びは得意で1つのことに夢中になると、とことんやり尽す。そしてただひたすらに紙を切っていくうちに独自の自分らしい世界が広がっていった。

1984年、大阪府堺市に生まれた。
小・中学校は堺市で過ごし高校から奈良県北葛城郡河合町に引越しをした。
高校は周辺に古代史の神社仏閣が残る奈良県立西の京高校を選んだ。選んだ理由というのが、第一に校内に古墳があるから。「古墳」に興味を抱いていた私はそこに魅力を感じた。第二に制服がかわいいからというなんともほほえましい感覚で選んでいた。

鹿

大学は大阪音楽大学に進み声楽を学んだ。色々な楽曲と出会い、その曲の持つイメージを「色」に置き換えて想像・表現してみることもあった。
卒業後アパレルの会社で4年間勤務。接客業は楽しくやりがいはあったが、ストレスも溜まりやすく疲れがたまっていった。
このストレスを趣味で解決しないといけないと思い立ち、紙とカッターナイフを手にとって切り紙を作っていった。夢中になって切り紙に没頭しているといつの間にか夜明けになっていたことも何度かあった。同居する祖母が夜中に明かりのついた部屋をのぞきに来ては切り紙をしている孫の体調をとても気にしていた。しかし、夜更かしをしているにも関わらず切り紙のモチーフがひとつ出来上がると心が晴れ晴れとしていた。そおっと、大事に切った紙を広げていく緊張感とドキドキわくわく感、うっとりするほど美しい形ができた。ますます切り紙を作りたい気持になっていた。

花シリーズ1

猫と花

後にアパレル会社を自己退職し現在、大阪音楽大学音楽博物館に非常勤職員として月・火・木と勤務している。阪急宝塚線庄内駅が最寄り駅です。

大阪音楽大学博物館ホームページ

阪急庄内駅近くにある庄内商店街にはたくさんの店が並んでいる。
近くにある豊南市場には韓国の惣菜の店があり、キムチの種類も豊富です。「山芋」のキムチがマイブームという。
「とてもおいしい」と食べることが大好きなノグチトモエ。さんは顔をほころばせていった。

「切り紙を始めた時」
切り紙にときめいたノグチトモエ。さんは切り紙の本を1冊購入した。
この1冊の中の切り紙モチーフを毎晩1個ずつ制作した。ひとつずつ作成しているうちに切り紙の虜になった。作る前に今日はこの色で作ることにしょう。色を選ぶ時も至福の時間になった。またあらゆる紙が愛しくなった。
お菓子の包み紙や様々な包装紙、きれいな色彩の紙は取っておいた。
箱の中は色とりどりの紙がたまっていく。これは何かに使える。これも使えると美しい色のページが多い雑誌やカタログも残していく。家の中は紙だらけになっている。

バラと乙女

バラと乙女2

銀杏と銀杏

下を向いて歩こう

ノグチトモエ。さんは「切り紙をされている作家さんはたくさんおられます。私は切り紙の世界に魅せられて勉強を始めました。切り紙の新しい楽しみ方を探し求めています。自分の世界観で自分がやりたい切り紙、作っている人もそれを見た人も心ときめき、幸せになれる作品作りを模索中です。一言で「切り紙」と言ってしまわず、とにかく紙を切って楽しむアート、これを『切り紙アート』というジャンルとして活動しています。自分で考え、工夫し想像してあらゆる紙の材料を使って自分らしいアートを探し求める発展途上人」と話す。
「紙を切って切って…生まれてくるカラフルなかわいい作品たち。この時は胸がワクワクしてときめきます。創作意欲がどんどんわいてきます」とも話した。
ノグチトモエ。さんが生み出す「切り紙アート」、自己表現に自己哲学が入るという作品、ノグチトモエ。さん自身が見える作品です。

作品です1

作品です。部屋に置かれた作品―29番

<写真説明>写真説明は作品の紹介が多いのでノグチトモエ。さんに作品を作った時の様子を記述してもらったものをここに紹介します。
上からの写真説明です。
1、 ノグチトモエさん、筆者が2012年8月9日、よつばカフェの2階で撮影。
切り紙の説明をしている。2~8はノグチトモエさんが写真説明をしている。
2、シンフォニー「森の中で」。ZOO展のために制作した作品。木の枝やきりんは紙袋を使用。ピアノの鍵盤やト音記号が隠れていて、きりんの模様を切り抜いた紙が木の枝にした。みどころのある楽しい作品です。3、奈良の鹿を素材、奈良の鹿たち。季節は芽吹く前の春です。4、「花シリーズ」、SAKANAさん。よく見ると、さかなさんがいっぱいです。全部で何匹いるでしょうか。5、ねことお花。大阪市北区の中崎町で出会ったねこチャンをイメージしてつくりました。葉っぱはお茶の包装紙を使用。筆者の説明です。この猫は筆者も撮影していた。作品の猫と筆者が撮影した写真と同じ猫、そういえばこの猫に駆け寄って背中を撫でていたのはノグチトモエさんだったのではと今そう思っている。2011年3月29日筆者が撮影して「鄭容順の直言」で紹介した。
写真は紹介した写真です。

黒猫

6・7「バラと乙女」、奈良の霊山寺のバラを鑑賞しにいった時にひらめいたイメージ。朝つゆと光をドットで表現。8、「いちょうと銀杏」、花のように見えるモチーフにはいちょうの葉と銀杏が組み合わされている。9、「下を向いて歩く」、岐阜の大垣の街を訪れた時に見た、マンホールの模様を思い出して制作。芸術的にとっても面白い街です。上もいいけど、たまには下を向いて歩こう♪発見がいっぱいです。10・11、よつばカフェで展示した作品の数々です。
[ 2012/10/30 07:00 ] 鄭容順 | TB(-) | CM(-)


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