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コラム「風」 「週刊朝日」と橋下市長会見で焦点化されていないのは:川瀬俊治

「週刊朝日」の橋下市長に関する連載は初回での抗議を受けたこともあり連載は中止された。しかし今回の問題で論じられていないことを以下記そう。

▼問題の記事も次号の「お詫び」も読んだし、読売テレビが45分近く中継した橋下市長の記者会見も見た。これほど昼の時間で部落差別の用語が語られることなどテレビ史上なかったことだ。

▼特定の地域名を出したことなどが悪いと「週間朝日」の「お詫び」では書いているが、地名問題を最初にあげているのはポイントが外れている。「隠すから逆に偏見を生む」ということで、「誇りうる」地名をわざわざ隠すことがおかしいとして執筆している学者の方を知っている。その方が差別者など思ったことはない。文章の全体の流れで言葉が意味をもってくる。地名に収斂さすことは問題を矮小化する。


▼さて、今回の被害者である橋下市長の発言のなかでなかったもの、さらに「お詫び」でも展開されていなかったものだが、それは「部落差別はいまも生きているからこうした差別報道が問題となる」というとらえ方である。

▼つまり、部落差別を克服する道をどう模索するかという今回の当事者(橋下市長、「週刊朝日」)の発言が聞かれなければ、「告発」と「謝罪」の連鎖でしかない。最初の記者会見でそこまでの発言がでてもよかった。今後は両者にその具体的にそうした言葉が出るのか、という一点に尽きる。
[ 2012/10/27 00:00 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


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