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日曜日新聞読書欄簡単レビュー:川瀬俊治

本日は東京新聞の書評から。

 本日の東京新聞は入手できなかったが、先週の読書欄からあげると、ありまてつお『原発と原爆』(文春新書、809円)をあげたい。原発とリンクするのが原爆だ。なぜなら原発の副産物プルトニウムに有無が核兵器の原料となるからだ。日本がプルトニウム保持できる原発所有国で核兵器をもたない国で唯一の国なのだが、そこで核兵器保持をアメリカが容認していると考えるのは、あまり現実とかけ離れた考えとは思わない。しかし現実は幻想だというのだ。歴史をたどると、佐藤栄作は政権に座るとすぐ蝋山道雄らに核武装についての多角的研究を依頼した。そこで出た方針は「アメリカの核の傘と国際安全保障の枠組み」だった。その後の政権もこの方針をとり続けたというのだ。原発導入からの歴史で以外と秘話などが出ない。その中で数少ない秘話の1つがある。アメリカがソ連からの濃縮ウラン大量購入を働きかけるエピソードだ。ソ連の核兵器製造を押さえるためだという。その判断はアメリカの国益にかなうからなのだ。国益と核兵器は常にリンクしているのである。

 原発関連では。江澤誠『脱「原子力ムラ」と脱「地球温暖化ムラ」』(新評社、1890円)が面白そうだ。本当に原発と地球温暖化は関連スカイの課。厳密に考えると、そのレトリックがわかるのだが、本書では原点に立ち返って温暖化と原発を考える上で大きなヒントを与えてくれそうだ。
[ 2012/09/30 21:17 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


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