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橋下市長の夏限定の原発再稼働の約束はどうなったのか:渡辺幸重

 暑さは続いているものの季節は秋。心配されていた電力不足は乗り切った形だが、関西電力は大飯原発の再稼働がなくても乗り切れたことを認めた。需要を多く見積もっていたのである。調整がきく火力発電を停めたという話もあった。それでも関電は、古い火力発電所が故障する可能性があったとして大飯原発再稼働は必要だったとしている。


 国民の意思に反し、強引な政治判断で行った民主主義無視の再稼働を、関電がいかにも軽い根拠で正当化することにもあきれるが、計画停電に脅かされ、再稼働に反対から容認にまわった関西首長の方々の声が聞こえてこないのはどうしてであろうか。たしか、橋下徹大阪市長は秋になったら原発を停めさせると言ったはずだ。古賀茂明氏もテレビで秋にはその問題が大きくなるという発言をしていた。
 ところが13日の東京新聞によると、古賀氏が座長代理を務める大阪府市のエネルギー戦略会議が当面活動を休止するという。条例に基づく付属機関にするための措置だというが、「脱原発を主導してきた会議をつぶそうとしているのではないか」という声も聞かれる。大飯原発を停めるはずの時期にやるべきことではない。
 橋下市長は自ら約束してきたことに従い、関電の間違い(あるいは意図的な操作)を批判し、即座に大飯原発を停めるよう強く求めるべきなのである。
 マスコミは政治家が約束したことをどう守るか、チェックしなければならない。日本維新の会という政党ができたというお祭り騒ぎを垂れ流すだけでなく、その根幹の政策に関わる一連の橋下市長の約束と行動をきちんとフォローし、その内容を伝えるべきだ。ジャーナリズムの権力チェックが機能しないと、この国の民主主義が死んでしまう。とても心配でならない。
[ 2012/09/13 14:35 ] 渡辺幸重 | TB(-) | CM(-)


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