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日曜新聞読書欄簡単レビュー:川瀬俊治

6月の新聞書評に紹介され本コーナーではまだ紹介されていない李承雨の小説『植物たちの私生活』(藤原書店、2940円)について書く。


 前作の『生の裏面』(藤原書店)の刊行では、出版の記念して訪日した。東京の行事をあと、作家のインタビューの同行で京都新聞まで行った。この時の記事は京都新聞の文化欄に掲載されたが、東京での新聞記者のインタビューよりの濃密であったと翻訳者の金順姫さんは語ったほどだった。

 韓国の作家の中でヨーロッパで、とりわけフランスで最も知られた人だという。その人気はどこにあるのか。キリスト教神学を学んだ作家は、宗教的という神という中心軸から物事を考えているから、3次元的事実、空間配置に縛られない。人間関係が作家独自の視点で描く。今回の『植物たちの私生活』でも男女の出会いが通俗性をもっているから、最初は通俗小説かと思いきや、以降の展開が見事だ。時間のずれは、作品の大きな仕掛けである。静謐さが作品のモチーフか。根源的な神話的世界に読者を誘う。
[ 2012/08/26 21:40 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


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