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コラム「風」 竹島問題について:川瀬俊治

 李大統領への叱責が言論では続く。韓国の論調をいくつか読んだが、基本は日本の過去史清算の未解決のところに行き着く。

 これを掘り下げれば天皇の戦争責任に突き当たる。そこから韓国メデイアは発信しているから根源的かもしれない。日本は根本のところは国家無答責で応じず、賠償問題は日本の非を法的に盛り込んだ内容のものは制定しない。制定すると根本のところのに逢着するからだ。オランダ女性被害者への「補償」が出されたと聞いたが、アジア女性基金方式だった。野田さんは韓国からいくら言われても日本軍「慰安婦」問題解決で動かないし、メデイアも「人道上」と主張して深めた議論はしない。

 「竹島」について対立していても日韓は協力して生きねばならない。ロシア艦隊の南下阻止から1905年1月28日に編入した竹島はやはり日本の侵略と関係が深い。結びつく。ただ幕藩政府が領土問題の紛争をよしとしないことから1696年に「無用の小島」としたことは、秀吉の戦争被害に心留めて「善隣友好」を朝鮮王朝と結ぼうとしたからだろう。1952年のイ・スンマンラインで「竹島」問題が生じたが、日本政府はこれまで敢えて力強く抗議しなかったのも幕藩政治と類似している。

 一昨日山本参議院議員が「なぜいままで不法とは明言しなかったのか」「ウオンの急落を阻止できる韓国経済援助作をしたか」と野田さんを批判していたが、どういうつもりかと思った。山本議員のようにしていてどうして日韓が協力して進めようか。紛争をあおっているしか見えない。

 過去史を清算しない日本の現状を粘り強い取り組みで変えていくしかない。金大中さんは「未来志向の韓日関係」と言ったが、そういう過去史清算の弱さも知って未来の歩みで解決して行こうというメッセージなのだ。政権交代で進むかと思ったがとんでもない見込み外れだったものの、根本の問い掛けに対してじっくり取り組むしかない。
[ 2012/08/26 12:59 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


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