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いま韓米原子力協定改訂交渉が両国で進んでいる。:川瀬俊治

いま韓米原子力協定改訂交渉が両国で進んでいる。



最近聞いた情報ではアメリカは韓国の核燃料再処理権について全面否定ではない流れがでてきたという。韓国の政党では民主党が再処理権利取得には反対している。脱原発路線からして容認できないという主張だ。


1970年に韓国の核兵器開発疑惑から1974年に韓国がアメリカ同意なしに使用後の核燃料を再処理するとか第3国に移転することができない規定が生まれた。つまり再処理を許容すれば韓国が核武装できるという恐れがあるとみての「不許可」規定だ。

韓米原子力協定は 2014年が改訂時期だ。昨年から改訂交渉が続けられている。2009年に協定改訂での再処理の必要性を申し立てた時にはアメリカの立場は否定的で、1992年発効した「朝鮮半島非核化宣言」が大きな再処理不許可の根拠ともなった。

2010年10月から始まった交渉では、韓米両国での再処理開発が進んでいるとの情報にもふれた。日本は高速増殖炉「もんじゅ」での再処理が実現していないが、韓米との共同開発で再処理を進めるなかで今回の改訂期を迎えたことになる。韓国側は「平和的核主権であり北への抑止力になる」との主張で交渉している。

核廃絶の流れに筆者は賛同する。しかし核拡散がどんどん進んでいる。日本は再処理したプルトニウムを英仏から輸入している。核兵器を保持しない国で唯一だが、これは日米原子力協定での不許可規定がないからだ。韓国側はこの実情を「不平等条約」と主張する。この韓国側に「核不拡散の精神からして容認できない」とわれわれは言えるだろうか。言えない。ただ北も南にもいえるのは核兵器を保持してはならないという態度を示すことだ。

[ 2012/08/19 21:17 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


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