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コラム風 「人権博物館“リバティおおさか”を守ろう」:南亭駄樂

 首相官邸を取り囲む原発再稼働反対運動が盛り上がっていることに見られるように、既成政治と民意の間に大きなギャップが存在するが、その受け皿として大阪維新の会がもてはやされている。しかし、果たして彼らにその資格があるだろうか、はなはだ疑問に感じざるをえない。
 というのも、東日本大震災と原発事故は、私たちにこれまでの生活、これまでの社会のあり方でいいのかと問題を突きつけた。つまり、大量に生産し、大量に消費する社会、国内でも世界でも格差が拡大する社会を見直し、作り替えることが私たちに課せられたのだ、と思う。
 しかるに、大阪維新の会のリーダー、橋下徹・大阪市長は何をしてきたか。オーケストラや文楽、青少年や女性のための施設などをつぶそうとし、文化や生活、命という、人間にとってもっとも大切なものをないがしろにしてきたのではないか。それは、大震災原発事故後の民意に反する。もし、信頼を失った既成政党の受け皿が大阪維新の会ということになれば、なんとも不幸なことである。



 8月15日の東京新聞に「『大阪人権博物館』廃止方針」「アイヌ文化発信の危機」という見出しの記事が掲載された。大阪人権博物館は、“リバティおおさか”という愛称で親しまれ、被差別部落問題だけでなくアイヌ民族、沖縄の人々、在日韓国・朝鮮人、ハンセン病患者の問題など幅広く人権や歴史、生活に関する資料を収集展示し、講演会や出前授業も行う「人権に関する国内唯一の総合博物館」だと紹介されている。
 しかし、橋下・大阪市長と松井一郎・大阪府知事は、1億2千万円の補助金を今年度限りで打ち切る方針を打ち出した。弁護士時代からマスコミを使って弱い者いじめをしてきた橋下氏の本質がここにも現れているように思う。君が代斉唱で口パクした教員への懲罰や市庁内での思想調査など人権無視はとどまるところを知らない。
 その動きに抵抗して先月、学者や文化人ら約300人による「リバティおおさかの灯を消すな全国ネット」が結成され、署名運動を始めたという。
 大阪維新の会が進めようとしている政策は大阪で具体的な形で見ることができる。そしてこのほど、同会は既成政党の現職国会議員を巻き込んで政党化を打ち出した。彼らの目的は大震災後の新しい社会を作ることではなく、この機に乗じて権力を握ることだったことが見えてきたということだろう。

 原発事故後の社会をどう作っていくか、いま人々は真剣に考えている。大阪、東京に始まり、静岡などに広がっている脱原発住民投票条例請求の署名運動は政治を直接民主主義の立場から立て直そうとする活動である。リバティおおさかを守る運動も、本質は同じ道筋の中にある。新しい社会システムは人権重視でなければならず、そのヒントがリバティおおさかに詰まっているからだ。そのことを知れば、多くの全国の人々が署名に賛同するだろう。
これからの社会の針路を指し示す一つとして、大阪府民、大阪市民はリバティおおさかを誇りにするべきだ。全国の人々にとっても、リバティおおさかを守ることは、人権を守り、日本の民主主義を救うことにつながるのだと思う。

・リバティおおさかの灯を消すな全国ネット   http://ameblo.jp/libertyouen
・ツイッター
リバティおおさか http://twitter.com/libertyosaka
[ 2012/08/17 23:59 ] 南亭駄樂 | TB(-) | CM(-)


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