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日曜新聞読書欄簡単レビュー:川瀬俊治

 恒例のコーナーです。朝日の書評から。

 三橋淳著『昆虫食文化事典』(八坂書房、5040円)の書評から知ったのは、昆虫料理の本は意外と多いことだ。著者はすでに『世界昆虫食大全』など出している。世界各地の昆虫食の文化を扱;つた本書は料理法、味の分析、虫の捕まえ方、分布、さらには経済的な分析まで考察されている。「本書は昆虫食を通じて人間を見返し、人間文化自体の多様性や意外性をも教えてくれる。身の回りの手軽なたんぱく源だった昆虫食も、都市化と共に廃れつつあるところも多い。その意味で、本書は失われつつある文化の記録としての面も持つ」と評者(山形浩生)は評している。昆虫食という言葉を始めて知ったが、われわれはほとんど知らない。評者は「カンボジアの一部ではクモを食う。ポル・ポト時代の食糧難での苦肉の策が定着したとか。一方の欧米では、サバイバル系レジャーの一環として昆虫食が市民権を得つつあるようだ」と書いている。食糧難と余裕あるレジャーという対極なところで昆虫食が息づいているというから興味深い。
[ 2012/08/12 23:50 ] 川瀬俊治 | TB(-) | CM(-)


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