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コラム風 奈良いのちの電話が『死にたい-声に寄り添って』を発刊:南亭駄樂

 年間の自殺者が3万人を超えるようになってから久しい。「どこか社会がおかしい」と感じながら、私たちはいつの間にかそれが普通と思うようになってはいないだろうか。
 「社会福祉法人 奈良いのちの電話協会」は今年3月、「自殺予防いのちの電話」活動を始めて10年を超えたのを機会にこれまでの活動や調査研究をまとめ、『死にたい-声に寄り添って』を発刊した。そこからは、単なる統計では実感できない、人間の悩み苦しみと命に向き合う人たちの活動が伝わってくる。自殺対策の提言もまとめられており、私たちに一番大事なものの存在と何をしなければならないかを指し示している。
いのちの電話


 本書は2部8章からなり、第1部で「自殺予防活動の現場」、第2部で「自殺予防活動の方向性」を著している。
 第1部では、「人が自らの意思で人生を終わらせようと思うとき」、「自殺行為に走ったが死にきれなかった人たち」、「大切な人を自殺で亡くした人たち」と自殺を思い詰めた本人や遺族のそれぞれの声や立場、そのとらえ方などを直接聞いたり支援したりする立場から具体的な言葉でまとめている。
 第2部では、世代の特質や自殺の要因などを解説し、家庭や職場での対応、政策・施策のあり方について提言をしている。

 フリーダイヤル「自殺予防いのちの電話」で奈良いのちの電話が10年間に受けた相談は3,987件、そのうち自殺未遂を訴える内容が1,350件(34%)あったという。
 本書は相談員をはじめ助言者としての臨床心理学、教育学などの研究者など30名弱のスタッフが関係しており、2年かけてまとめたものである。その内容の一つ一つが重く深い問題を提起し、訴えている。ここでそれをちゃんと紹介できる自信がないので、多くの人に直接読んで考えていただきたいと思う。本書は非売品なので、書店やネットでの購入はできない。問合せ先は以下の通り。
・社会福祉法人 奈良いのちの電話協会
 〒631-0816奈良県奈良市西大寺本町8-27
  nid@amber.plala.or.jp tel0742-35-0500 fax0745-35-0533
http://www14.plala.or.jp/NID/m3_6.html
[ 2012/07/07 09:43 ] 南亭駄樂 | TB(-) | CM(-)


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