ジャーナリスト・ネット公式ウエブサイト

ジャーナリストの取材記事、論考などそ掲載するブログ
ジャーナリスト・ネット公式ウエブサイト TOP  >  スポンサー広告 >  片山通夫 >  コラム「原発再稼動反対デモに思う」:片山通夫

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

コラム「原発再稼動反対デモに思う」:片山通夫

 国民が政治に対して、意思表示をする手段として、街中でのデモがある。しかし、そのデモは従来政治的な色合いが強く、政党との結びつきも強かった。




 しかしここ何年か、アラブの春に象徴されるように、「普通の市民が、自発的に」参加するような傾向が強まった。そしてそのデモが政権を倒すという事態にまで追い込んでいる。それには、ツイッターやフェイスブックというようなインターネット・ツールが人々の間に浸透していることが上げられている。携帯電話が普通の人に持たれている証左だ。

 一昨日、6月30日、東京で、大阪で、そして福井県大飯町で、関西電力大飯原発の再稼動に反対する大規模なデモがあった。先に書いたように、従来のあり方とはまったく違っていた。政党や労組といった「運動のプロ」の影は感じられないのだ。普通の市民が、自発的に、原発の危険性を訴えて、政府が闇雲に稼動させようとしていることに、反発した市民が参加した。

 これは画期的なことだ。ツイッターなどを読むと、デモに参加を促すツイートが瞬く間に拡散して行くのがよく見える。NHKのツイートでは「NHKニュース@nhk_newsニュースウオッチ9より「大飯原発の運転再開に抗議する大規模なデモが首相官邸前で行われました。ツイッターなどの呼びかけもあり、参加人数が急増。大飯再稼働直前の動きをお伝えします」と伝えた。

 先週まではほとんどマスコミが伝えなかったこのデモは、ようやく掲載しだした。ある程度強硬な手段(大飯町では道路封鎖)に訴えなければニュースにならないのかと、ある意味、マスコミの限界も感じる。最も、マスコミを頼りにしているわけではないが。

 デモは特殊な行動ではなくなってきた。政治色の強いデモは影を潜めた。沖縄でも、福島でも、普通の市民が訴えるようになった。このことは特筆すべきことである。既成の政党や労組が組織するデモは市民運動にはなじまない。普通の生活者が見るに見かねてデモに参加する時代になった。やっとわが国も「民主主義」が本当の意味で根付いてきた。
「お仕着せの民主主義よ、さようなら」だ。

参考

総理はどのように責任をとるのか?
http://blogos.com/article/42174/

大飯原発への道路を封鎖 再稼働抗議
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012063001000921.html
[ 2012/07/03 14:41 ] 片山通夫 | TB(-) | CM(-)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。